お酒好きのオーナーさんが取り寄せたおつまみがちょうど届いたようだ。ラッキー

自宅で早速軽く炙って実食する。
私の知っているえいひれの中でもこれが非常に美味しかった。
かなり肉厚なので下手すればおかずとして行けるかもなんて思ってしまうほどだった。
感動した逸品であった。どうも御馳走様でした。


先日非常に珍しい判決が出た。
道路を横断していた自転車と直進中の乗用車が接触し、乗用車の男性が大怪我を負った事故をめぐり、過失傷害の罪に問われた自転車の男性被告に対する控訴審判決公判が福岡高裁であり、被告側の控訴を棄却した。(被告側は上告を検討)司法関係者によると、交通事故で「自転車側」が過失傷害罪に問われて正式裁判になるのは珍しいとのこと。
状況は横断歩道を渡っていた自転車と道路を直進していた乗用車の左前部が接触。ハンドルを切った乗用車は中央分離帯にぶつかり、運転手の男性は首などに大怪我を負い、被告も怪我をした。簡裁では乗用車側の信号は黄色だったとした上で「自転車の被告が信号を確認しなかった」と認定し、被告側が控訴していた。交通事故の裁判に詳しい弁護士によると「自転車は軽車両であり、被害が大きければ加害者として責任を問われる事例は目立っており、その一例と言える」との事。
そもそも私も含めて「自転車が軽車両」の認識はとても低いと思われる。もちろん軽車両だから飲酒後の運転も違反になる。「人間最優先」の日本の道路において、自転車もどこか「人間側」に認識している気がする。最近自動車を運転していても非常に傲慢な自転車の運転をよく見掛ける。そのような土壌において今回の判決は「どんな状況でも自転車ばかりが悪い訳じゃないんだぜ~」と言う非常に画期的な判例だったと思う。
これで少しでも自転車の運転が変わると良いのだが・・・いや変わらんだろう。有限会社やな瀬不動産
先日の新聞での記事。
国の重要無形民俗文化財に指定されている秋田県男鹿市の伝統行事「ナマハゲ」。「泣く子はいねが(いないか)~」と子供を追い掛け回す荒々しさが持ち味だが、地域社会の変化もあり、近年は黙って動かない「草食系」の新世代が目立つようになったとのこと。
草食化の原因のひとつはナマハゲに扮する男性の変化で、20代独身が多かった時期は青年会のメンバーが担ったが、現在はあまり経験の無い高校生や里帰りの会社員が地区会長から依頼され片手間に扮する。また子供が減り、お年寄りだけの家が多くなった点も挙げられていた。また迎える側の意識も変わり「正装で御膳やお酒を出すのは煩わしい」「家を荒されるのは嫌だ」と断る家も増えたとの事。
記事の最後には民俗学の大学院長のコメントが掲載されていた。
「古くからの祭りは日常生活で制御されているパワーを解放する意味があった。現代人は祭りのパワーを上手に使いこなす知恵を失いつつある。何かトラブルがあれば責任問題にして、共同体との濃密なかかわりを嫌がる。豊かな人間性への許容範囲が狭まっているのではないか」と分析していたが、まさにその通りである。
近年「盆踊りの音楽がうるさい」「花火大会が花火が煙たい」等のびっくりしてしまうようなクレーム対して真摯に自粛等で応える傾向にある。これまたびっくりだ。いつも言っている事だが「祭り」はどんな時でも生きて行く上で必要なイベントだと思っている。
知らんよ~何でもかんでも無くしちゃったら~有限会社やな瀬不動産
先日の新聞。
米コンピューター・セキュリティー企業インパーバの発表によると、電子メールやオンラインショップ利用時に入力するパスワードとして、五人に一人が「123456」「password」等の安易なものを使用しているとのこと。
昨年12月に発生したハッカーが3200万人分のパスワードをネット上に公開した事件があり、分析した結果、利用者の20%が名前や辞書に載っている言葉、連続した数字の羅列等の思いつき易いパスワードを使用しており、最多は「123456」でほぼ110人に4が使用。「iloveyou」「abc123」も多く、キーボードの字を左から順に打った「qwerty」も20位に入ったそうだ。
至る所で利用されるパスワード。最近は運転免許証でも暗証番号が必要となっており、中には6ケタを要求されるケースもある。私もいくつかパスワードを使用しているが、当初は凝り過ぎて皆目見当が付かなくなっているケースが多々あったものだ。今はほぼ数個に固定しているが、上記ほどでは無いとは言え、比較的安直に近いパスワードだろう。だからと言って絶対忘れるであろう複雑なパスワードは使用したくないものだ。また忘れた場合には最初に設定しておいた特定の質問に答えて本人認証するシステムがあるが、私はその質問自体が思い出せない・・・
さてさてどうしたもんだろうか?有限会社やな瀬不動産
翌朝、ベッドから窓を眺めると外は煙っている。晴れならば露天で朝日と共に大撮影会をする予定だったので残念である。もう少しだけ朝寝坊をしよう。
朝食を食べ、最後に露天に入り、チェックアウトをする。今回この宿はご契約者様の関係者を通して予約をして頂いたので、夕食は個室だったし、料理長から馬刺しのサービスはあったし、すべてにおいて特別扱いで最高だった。
夕方の羽田便までの間、温泉好きな友人(通称温泉大使)のお薦めである「杖立温泉」に向かう。チェックアウトの際にホテルスタッフさんに杖立の評判を聞くとお薦めの言葉の後に「・・・ただこの天候ですから」との事。「大丈夫。雨は私には降らないから」と心の中ですっかり「神」となった私が呟く。この日降水確率は50%だったが全く気にしない。
ご契約者様の運転で杖立に迎う。地図で見る限り非常に簡単な道だが、方向感覚が会う度に薄れて行くご契約者様はあり得ない方向にハンドルを切ろうとする。ナビにさえ文句を付けて従わない意志の強さを褒めつつ、優しく丁寧に軌道修正をする。
走る事30分ほどで杖立温泉に到着した。ほら?雨は降っていないわ杖立は古くからの町並みで、昭和初期の匂いをそのままに趣のある建物と坂道と細道が無数にある。私の撮影スポットが至る所にあり、ウハウハしながらシャッターを切りまくる。
街全体の時間が止まっているような不思議な感覚である。
映画のセットに紛れ込んだような気分で練り歩く。ただアップダウンで息は切れ切れになる・・・
ここで鬼ごっこをしたなら、恐らく数人は見つけられないだろう。鬼になったら最後の杖立温泉だ。
あちらこちらに共同の「蒸し場」があり、それもまだ現役で地元の方々が利用している。
約一時間ほど滞在し、最後に足湯に浸かり、先程来た道を引き返しながら熊本市内へと迎う。
「だからそこはさっき通った道でしょ?」
「違う~真っ直ぐだってば~戻っちゃうじゃん」
熊本県民に東京都民が熊本の道を誘導する非常に不思議な光景が続く。
途中で不思議なトンネルを発見。「簗瀬第二隊道」停めてぇ~とパチリと一枚
阿蘇山頂付近まで登ると前方が見えないほど煙っている。かなり怖い状況にご契約者様の「男」運転がさらに拍車を掛け、助手席で何度も踏ん張る。会う度に運転が「男前」になっているような気がする。(でもゴールド免許だ)
杖立から約二時間で市内に到着。車内に流れていた曲に合わせて大声で歌い続けて来たので少しだけ喉が痛い・・・市内にあるご契約者様の奥様のお店で昼食を御馳走になる。
食事の後、ご契約者様の関連グループの店舗・事業所をいくつか紹介して貰い、熊本空港まで送って貰う。ゲートまで送ると言うご契約者様の好意を丁重にお断りして、空港前で「サクっ」と別れる。次回はいつだろう?もしかしたら桜が咲く頃に東京で会えるかも知れないね。今回は本当に色々と有難う。一生分の馬刺し食べさせて貰ったので終始お腹いっぱいだ。また逢う日までお互いに元気で一生懸命仕事しましょう。
【追伸】黒川温泉でお土産を買った時、貴方もご家族に買ってましたね。おまんじゅうまでは分かるとしても、子供たちに「キーホルダー」も買ってましたね?そうです、私が止めてもこっそりとレジに出してたあれです。よ~く考えて見て下さい。東京人に「東京」って書かれたキーホルダーを貰ったらどうでしょう?多分今回も子供たちの表情は引きつっていた事でしょう有限会社やな瀬不動産
バスから阿蘇山の山並みを眺める。バスに乗った途端、雨が降って来た。でも大丈夫だろう。きっと下車する頃には止んでいるから・・・。
山道をバスがクネクネと進む。その揺れに合わせて睡魔が何度も何度も襲ってくる。しかし寝過ごしてしまうとそのままめでたく大分入りしてしまうので、気合だけで目を見開く
そして約一時間の乗車後にようやく目的地に到着する。やはり雨は止んでいる。ほら思った通りだ。バスにはスカイネットと同じくらいの乗客がいたものの、下りたのは私だけだった。バス停から約10分歩き、ご契約者様が取ってくれたホテルにチェックイン時刻とほぼ同じ15時に到着する。
宿はとても綺麗で室内もベッドルームと和室の二つからなるかなり広い部屋だ。ご契約者様に感謝である。事前にネットで調べたところ、露天風呂が一番のお薦めらしく、早速浴衣に着替えて露天風呂へと向かう。建物から外に出て数分歩いた先に露天風呂がある。周りには阿蘇山の山並みだけが広がる。ああ爽快感。入口には履物が無い。貸切にテンションが上がる
。そして扉を開けると絶景が広がる。さらにテンションが上がる
。雨こそ降っていないが、曇り空で時々太陽が顔を出す状況。晴天ならばさらにもっと絶景だろう。
カメラを持ち込み色々撮影する。また三脚に設置してセルフタイマーで自分も一緒に撮影する。撮影の度にチェックするがなかなかいいアングルで撮れずに何度も繰り返した。つまりセットしては裸のまま湯船に入るを何度も繰り返した訳である。いい歳したおっさんが何をやっているのだろう温まる暇もありゃしない。
そしてようやく「落ち着いて」湯船に浸かる。いや~極楽である。部屋に帰りひと休みしていると間もなくご契約者様が到着。忘れないうちに持参した書類に記名・捺印をして貰い(数分)、一緒に露天風呂へと向かう。夕暮れ迫る露天風呂はまた違う表情だった。
夕食を済ませてから、再度露天風呂に向かう。漆黒の闇の中を歩くのは結構スリルがあった。(ちなみに翌朝裸なのに洋服を着たような男性が入浴して来た時は違うスリルがあった)
それから部屋で飲み直す。温泉効果と昨夜の寝不足も手伝い、日付が変わる頃には早々と就寝した。広大な敷地の中にポツリと建っている宿には車の音すら聞こえない。こんな静寂は久し振りだ・・・と思っているとそれを切り裂く大きないびきが隣のベッドから聞こえて来た
さあ明日は東京に帰らなければ有限会社やな瀬不動産
前夜の「商談」がついつい明け方まで長引いてしまった。ホテルに帰り、ベッドに横たわったかと思ったらすぐに朝を迎えていた。窓の外は大雨。「晴れ男伝説」もここまでか?と思いつつ、10時過ぎにチェックアウトして外に出るとその途端に雨が止み、太陽が雲の切れ間から差し込んで来た
。ここまで来ると「晴れ男」と言うよりももはや「神の領域だな」と口元が緩む
。
この日はご契約者は出勤した後、夕方に温泉地で再合流するので、私は電車とバスを利用して一足先に温泉宿へと向かう。熊本駅まで距離を確認するとご契約者様もホテルのスタッフも「とても歩けない」との事。そう言われると東京の不動産屋としては「歩いてやら~」と雨上がりの街を不動産屋で御馴染の早足でズンズン進んで行く。ただ気温はこの日も20℃で上着を途中で脱ぎながら、歩みをさらに速める。しかし15分程度歩いても駅が全く見えて来ない。20分歩いた所で列車の出発時刻が気になり出す。このままじゃまずいと仕方なく路面電車に乗り込む。路面電車は「結構」走った所でようやく熊本駅に到着した。地元民の声には耳を傾けるべきである。
熊本駅には17歳の時にひとり旅で来て以来である。あれから26年の月日が流れ、普通列車で移動していた17歳の高校生は、指定席の特急列車で移動出来るまで成長したんだな~と思っていると、ホームに到着した特急列車はわずか二両編成だった・・・
17歳で緊張しながら眺めていた同じ車窓を、今は「商談疲れ」でへべれけになった体でボーと眺める。そして約一時間の乗車後にあの時と同じ目的地である阿蘇駅へと到着した。駅前はすっかり整備されていて、あの頃の面影を全く残しておらず、立派な道路が拡張されていた。
駅前で昼食を取り、地元の方と話が盛り上がる。私が予約した(当日キャンセルした)旅館はすでに無くなっていたと知る。
そして再び駅に戻ってバスの到着を待つ。本当に来るんだろうか?と不安になるような閑散とした駅前で待っていると数分遅れでバスが到着し、そのまま黒川温泉を目指す。(つづく)
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「出張」当日の夕方、羽田空港へ向かう。ご契約者様の住む熊本地域には「コージーコーナー」が無いとの事で、新小岩駅で「ジャンボシュークリーム」と「ジャンボプリン」を購入する。お決まりの「お持ち歩き時間は?」の問いには「三時間」と答え、少しだけギョッとされながら、がさばるコージーを抱えて電車に乗る。
浜松町でモノレールに乗り換え、終点の第二ターミナルで下車する。初めて搭乗するスカイネットアジア航空のカウンターはとても控えめに隅の隅にひっそりとあった。搭乗時間になり、機内に進む。これが三列、三列か~とコンパクトな機内に感動しつつ、テレビもイヤホンも無い座席に着くと数分後に搭乗準備が整い、機体は動き出す。何て早いのだろう。恐らく30名も搭乗していないだろう?目の前では幼い頃に見て以来のCAによる救命胴衣装着の方法を実演してくれている。これまた感動だ。
離陸後、シートベルト着用のサインが消えると同時に宮本笑里のバイオリン曲を流し、目には事前に購入していた「蒸気でアイマスク」を着用し、長いであろう今夜の為に仮眠をとる。瞼がじわっと熱くなり、すっと深い眠りへと入る。機内アナウンスに反応してガバッと起きるともう間もなく阿蘇熊本空港に到着である。
この街には何度も来た事があるが、この空港に着陸するのは実に数十年ぶりである。到着ロビーには見慣れた太い眉毛が笑顔で出迎えてくれた。久し振りの再会である。同時に「がさばるコージー」を解放するかのように手渡す。約1000kmの宅配完了である。空港の外に出ると事前に聞いていた通り20℃は嘘では無く、ムア~とした気温が体を包む。やはり上着は不要だったようだ。マフラー置いてきて良かったと思いつつ、明日以降の服の選択ミスを軽く嘆く。
ご契約者様の車で熊本市内へと向かう。さて今宵はどちらに連れて行ってくれるのだろうか?(つづく)【ご契約者様の知り合いの大将がサービスしてくれた「かさごのお刺身」】
【今回最初の馬刺し】
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