わずかの睡眠時間でもセットした目覚ましより先に起きてしまう旅の朝。不思議だ・・・とホテルから晴天の市内を見下ろしながら思う。
後輩と一緒に上(かみ)通りで朝食を食べ、朝の散歩を兼ねて熊本城見物へと出掛ける。私の好きな宇土櫓(うとやぐら)はやはり天守閣よりも威厳があった。そして友人の車でいつもの馬肉ホルモンに連れて行って貰い、ランチを楽しむ。ごめんね・・・ノンアルコールビールだと思ってたんだけどノンではなかったビールを飲んでしまったようで・・・そしてこの旅のメインイベントである片道約2時間の天草ドライブが始まった。市内を抜け、海岸線へと出る。そしてフェリーでは無く、天草五橋を次々に渡って行く。
進む度に海の色がどんどん変わって行き、日本三大松島の絶景が広がる。ちなみに松島とは、「海面上、湖上の松が茂っている単独の島」という一般名詞とのことで、日本三大松島とは、 松島(宮城県)天草松島(熊本県)九十九島(長崎県)の事とのこと。
そして友人おススメの四郎ヶ浜ビーチに連れて行って貰う。ちなみに四郎ヶ浜とは天草・島原の乱のとき、周辺の海岸にキリシタン軍の総大将「天草四郎時貞」が上陸したと伝えられることから名付けられたそうだ。白砂が広がる素敵なビーチ・・・なのだが、その日は晴天ながらかなりの強風で、白砂がまるで凶器のように体中に襲いかかって来てすぐさま退散した。上着のポケットや靴の中には大量の砂が入っていた。ごめんね・・・新車なのに汚してしまって・・・
そしてホテルにチェックインする。部屋からは松島が広がり、有明海の先には昨年連れて行って貰った島原半島が遠くに見える。絶景かな、絶景かな~である。
夕食前に絶景を眺めつつ露天風呂に入る。この日は休日だったこともあり、大きな露天風呂は貸し切り状態で、いつものように記念撮影をバシバシ撮りまる。そしてお楽しみの夕食の時間。友人が鮑、伊勢海老を追加注文してくれたこともあり、テーブルには乗りきれない程の料理が並ぶ。新鮮な海の幸を存分に楽しむものの、量がとにかく半端で無く、食べても食べても皿が減らず、申し訳ないほど残してしまった・・・移動疲れなのか?前夜の睡眠不足なのか?満腹感で部屋に戻るとソチ五輪を観ながらドライバーの友人はいびきを立てている横で後輩と二人でグダグダと部屋飲みをする。(中略)もう最終日っす。(つづく)
【総武線・新小岩駅 賃貸専門店】有限会社やな瀬不動産