東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業49年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

奥歯を食いしばれ

2012年04月30日 09時26分49秒 | 二代目のつぶやき

先日歯医者で定期健診をして貰った。

以前から「非常に奥歯にかなり力が入っている」と言われていたが、今回もその影響で奥歯が削れているとのことだった。ただ自分ではそれほど奥歯に力を入れているつもりもないし、寝ている間に歯ぎしりはあまりしていないようなので実感が沸かなかったのだが、それから少し奥歯の力加減を気にしてみた。すると思っていた以上に奥歯に力が入っていることに気が付く。ただそれは力を入れるような時では無く、何て事の無いような場合にも関わらず、ギリギリと力が入っていることが何度かあった。

どんだけ気張ってるんだよ~と極力、力を入れないようにと心掛けるが、気を許すと時々ギリギリしている。何故だろう?癖なのだろう。それとも私を「ギリギリ」させる何かのせいのだろうか?

もしこの「力み」が無くなったら、もっと年相応の親父になれるのかも知れないなぁ~もっと力を抜いて行こうぜ

ちなみに画像はサザンのアルバム「10ナンバーズ・からっと」。何故ならこのアルバムに「奥歯を食いしばれ」って曲が入っているから。

【ゴールデンウイークは、5/2(水)~5/5(土祝)まで連休となり、5/6(日)は通常営業となります】

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アレクサンドル・ロトチェンコ

2012年04月29日 09時53分35秒 | 二代目のつぶやき

ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)で企画展「ロトチェンコ - 彗星のごとく、ロシア・アヴァンギャルドの寵児 -」が開催されていた。アレクサンドル・ロトチェンコとは、ロシア・アヴァンギャルドと呼ばれる革命芸術運動を牽引していた一人。立体、建築、インテリア、家具、グラフィック、写真の分野と、次々と様々な領域に踏み込んで挑戦した作家である。本企画展では、ロシア革命前後から1920年代後半までの短い間に、ロトチェンコが手がけた、斬新で大胆なグラフィックの数々、1924年から撮り始めた「遠近短縮法」と呼ばれるロトチェンコ独自の写真の世界が紹介される。グラフィックの原画、印刷されたグラフィック、広告ポスター、コラージュ、写真など、グラフィックデザインと写真、計157点を展示。

作風が私のハートを鷲掴みする。ロシアの作家ながらどこか60年代のアメリカな感じがする作品である。

作者自身、私は全く知らなかったのだが、記事に掲載されていた上記の「書籍」と題された作品を見て心奪われた。この記事を大事に財布の中に入れておいた。切り取った小さな記事には「会期は27日まで」と書いてあったので、次の休日にでも行こうと思っていたのだが、「3月27日まで」だった・・・

つまりこの展覧会には行っていない。観ていないのにこれだけ語るのもどうかと思うのだが・・・とりあえず忘れないようにと書きとめておいた。いつか観てみたいものだ。

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鍋の(タレの)素

2012年04月28日 09時41分14秒 | 美味しい話

面白そうな商品を見つけた。

「鍋の(タレの)素」

醤油と酢を入れて、数時間置くとにんにくの風味が広がる「簡単手作り風」の商品である。

ちなみに以前同シリーズ(だと思われる)の「醤油バージョン」を試したことがあった。

ただ購入してから、気が付けばすっかりお鍋をやる気候ではなくなり、さらに時間はどんどん経過して行き、賞味期限ぎりぎりの肌寒い陽気に無理やり鍋にした。

なかなか予想外に奥行きのある「美味」だった。

少し減ったらまた醤油を足して数回使えるようなのだが、問題は果たして今後あと何回鍋を出来るか?である。

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映画:「SWIMMING POOL」

2012年04月27日 09時23分46秒 | 映画の話

撮り溜めリストから映画「SWIMMING POOL(2004年5月公開)」を観た。ちなみに撮り溜めリストにはまだ数十作品が未再生状態であるが、結局観たい作品を先に観てしまうので、そうでもない作品ばかりが手つかずのままになってしまい、なかなか消化出来ない。

【解説】2人の対照的な女性の間で現実と幻想が交錯し、謎が二転三転していくさまを、幾重もの仕掛けを張り巡らせミステリアスかつ官能的に描いたサスペンス・ドラマ。監督は「8人の女たち」のフランソワ・オゾン。出演はいずれもオゾン作品に出演歴のある「まぼろし」のシャーロット・ランプリングと「焼け石に水」のリュディヴィーヌ・サニエ。

創作活動に行き詰まっていたイギリスの女流ミステリー作家サラはある夏の日、出版社社長ジョンの勧めで南仏の彼の別荘を訪れる。そこは明るく静かで、誰にも邪魔されずに執筆できる最適な場所だった。しかし、サラがいよいよ仕事に取り掛かろうとした矢先、社長の娘ジュリーが別荘にやって来る。裸でプールを泳ぎ、毎夜男を連れ込んでは嬌声をあげるジュリーに苛立ち筆が進まないサラ。だがやがてサラは、ジュリーの若さと妖艶な振る舞いに強い刺激を受け、いつしか彼女をモデルに物語を紡ぎ始めるのだった…。

主役であるサラ・モートン役のシャーロット・ランプリングがヒステリックな中年女性を好演し、さらに裸体も披露している。

またジュリー役のリュディヴィーヌ・サニエもまた綺麗な裸体を披露し、劇中の彼女はほぼ半裸の状態である。それがまた彼女の天真爛漫さをとてもよく表現している。ただラストシーンはなかなか難解で、色々な映画感想を調べてみてようやくふ~んと納得出来たものの、すっきり感は一回だけでは難しいかも知れないな~と思ったが、その時にはすでに消去した後だった・・・ 

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焼けるような・・・

2012年04月26日 09時37分56秒 | バレーボールの話

先週のバレーボール練習の途中でふくらはぎにピリっとと痛みが走った。これまでに感じた事の無い嫌ぁ~な痛みで、コールドスプレーを噴射し、サポートを巻いて、ほんの少しだけ足を引きずりながらもとりあえず最後まで練習を終えた。家に帰ると、痛みはさらに酷くなり、階段を上るのも一苦労で、湯船で自分でマッサージするものの、痛くて結構辛かった。効くかどうかは分からなかったが、とりあえずチタンバンをすね毛の上から患部に二枚貼って布団に入った

翌朝、かなり痛みは引いて、歩くにはあまり不自由を感じなかった。このまま自然治癒するだろうと思っていたが、患部が何かに触れる度に昨日とは明らかに異なるチリチリとした「焼けるような痛み」が走った。相当重傷なのか?もしかしてこのまま引退なのか?と少しブルーになるただよくよく考えるとチリチリの原因は、ふくらはぎに貼ったままのチタンバンが「すね毛」を引っ張る痛みだった・・・

・・・とオチをつけようと思ったのだが帰宅し、浴槽に入るとふくらはぎに「しみるような」痛みを感じる。湯船の中でチタンバンをゆっくりと剥がすものの痛みはそのままふくらはぎに残っている。何気なく剥がしたチタンバンを見ると、そこには皮膚が一緒に貼りついていた。

げぇ~痛い。

ふくらはぎの痛みはすっかり「皮膚が剥がれた」痛みへと変わっていた。

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教える立場と教わる立場

2012年04月24日 09時43分56秒 | 二代目のつぶやき

いつも気になる光景がある。銀行のATMで操作方法が分からないご年配者さんと銀行案内係とのやり取りである。「そんな言い方しなくても~」と案内係さんの余りにも冷酷な対応につい眉をひそめたくもなる。

ただご年配者さんの中にも「その態度はいかがなものか?」と思うような対応も少なくない。「何度パネルをタッチしても反応しないじゃないの」と怒り口調で言うご年配者さんは大抵上着の袖が触れている。よく見掛ける光景なので後の列に並びながら私は心の中で「袖っ、袖っ」と叫んでいる。

案内係さんも仕事とは言え、一日同じようなことを繰り返していれば、嫌になる事もあるだろう。案内係さんが「つっけんどん」な対応になる多くのパターンは「私はある程度操作方法を知っている」風の場合に多く見掛けられる気がする。だからそれを誇示するかのように要らんことをベラベラと喋るのだが、それよりも一から順番に素直にハイハイと聞きながら、操作を進める方が絶対に早いと思う。

【明日4/25(水)は定休日となります】

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過信禁物

2012年04月23日 09時41分54秒 | バレーボールの話

土曜日に練習試合があり、昨夜は定期練習があったので、週末はバレーボール三昧だった。そう言えば先月の「おやじバレーボール大会」の3日前に2日間バレーボールをした。大会当日を含めると4日で3回である。「まあ~忙しいわね~」と妻は最近では呆れ顔さえも浮かべない。

最近の定期練習のパターンは120分の練習時間のうち、男女半分の60分ずつで、女子部の練習時間には男子がサポートし、男子の時には女子がサポートをする。当初は男子部のみだったので、その当時から比較すると半分の練習時間となり、当初は物足りなさを感じていたものの、年齢と共に「ちょうどええ感じ」の運動時間になっていた。

そのような生ぬるい環境の中、先日の練習は日頃の練習不足を補うために、「男子のみ」で公共の有料体育館を借りて、二時間半みっちりと行った。冷たい雨の中、有料だけに設備が完備されており、暖房が効いていた。その暖かい環境で途中からパテ始める。もう限界だ~と思った時間はいつも定期練習時間の配分通り60分が過ぎた頃だった・・・それでも動き続け、ようやく練習終了したものの、帰ったらこれまでにないほどヘトヘトになってしまった。

毎週一回運動をしている・・・と言うのは自分の中で、どこか勝手に「定期的に体を動かしている」自負があったが、それは全くの過信なのだろう。所詮「週一回」「60分しか」体を動かしていないのに過ぎない。

だからと言ってこれ以上増やす気はないけどね

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飲みニケーション

2012年04月22日 09時27分59秒 | ニュースの話

朝日新聞の記事より

「仕事の後の一杯」で職場の人間関係を深める「飲みニケーション」が現在、職場の潤滑油として、費用を負担してまで社員に推奨する企業が増え、若手社員らに支持されているそうだ。業務時間中に職場の課題などを話し合う「懇談会」と同じメンバーで飲めば、1人3千円まで補助が出たり、部下が5人以上いる社員に月1回以上は部下を交えての飲み会を義務化し、「懇親会手当(課長以上2.5万~3万)」を支給したり、飲み会、社員旅行、研修などの社内イベントに参加するほど、ボーナスが増える制度を設けている企業もあるそうだ。

企業に属したことが無いおぼっちゃまの私にとって、これまでほとんどの飲み会が「プライベート」であるので未知の話であるが、そんな私でも少なからずも気の重い飲み会はいくつかあった。でも実際に飲むと距離が縮まることがあるのも確かである(距離が離れる場合もあるが・・・)。日本独特の文化である飲みニケーションをきっかけに親しくなるのはとてもいいことだと思うが、今までの経験上、「知りたくなかった一面」は大抵飲みの席だったような気がする。だから仕事上での大事な飲み方は飲みに行く「頻度」であって、「付かず離れず」の程良い感じでの飲みニケーションであればとても潤滑油になるだろうと思う。

そもそもこれがニュースになるってこと自体が面白いな~。

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あと13年・・・

2012年04月21日 09時31分13秒 | 野球の話

ロッキーズの49歳左腕ジェイミー・モイヤーが日本時間18日、80年ぶりにメジャー最年長勝利記録を塗り替えた。

コロラド州デンバーでのパドレス戦に先発し、直球は130キロに満たないが、緩急をつけた老練な投球で7イニングを6安打2失点(自責0)で2シーズンぶりに勝利。49歳151日で白星をつかみ、1932年にジャック・クイン(当時ブルックリン・ドジャース)がつくった49歳74日の記録を破った。日本でも中日・山本昌投手がプロ野球最年長先発勝利記録を46歳248日に更新したばかり。日米で熟年パワーがさく裂した。(中日スポーツより)

先発で勝利したところがまた格好いい。1986年カブスでメジャーデビューしてから、27年目通算689試合目での快挙である。試合後のインタビューで「まだ夢の中を生きている。情熱はまだある。今夜は特別な夜になった」と語ったモイヤー。次の目標は1965年にサチェル・ページ(当時アスレチックス)がマークした59歳80日の最年長出場記録である。11月で50歳を迎える大ベテラン左腕にはひょっとしたら可能かも知れない。それにしても山本昌もモイヤーも左腕である。何か因果関係があるのだろうか・・・

私にとってやはり同世代?の活躍は非常に励みになる。まだまだ自分なんて若僧じゃないか~と思ってしまう。それならばと目指す視線の先に59歳のサチェル・ページを見据えたいのだが、残念ながら彼の背中すら見えやしない・・・あと13年間か・・・

ちなみに2006年11月に本ブログで掲載した「59歳のドジャース・キャンプ体験記」の59歳とは彼の年齢を指している。 

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彼の寝心地

2012年04月20日 09時42分58秒 | 「彼」の話

「彼」が寝る時は家族の誰かに体の一部を触れたまま寝るのが好きで、大抵いつも「ぴとー」とひっついている。 

先日の休日はほんの少し肌寒く、毛布を広げるといつものように私の足の間に体を忍ばせて寝る。

炬燵が無くなったリビングで、寒がりの「彼」にとっては「暖」を取るにはここしかないのだろう。

また子供達のお尻に顔を乗せるのが好きなので、こんな画像が撮れてしまう。 

ただ乗られた方は身動きが取れなくなるのが難点である・・・ 

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ドラマ:「北の国から'95 秘密」

2012年04月19日 09時47分38秒 | テレビとラジオの話

「北の国から'95秘密」がBSで再放送されていたので、録画して休日に観た。

小沼シュウ役の宮沢りえの消したくても消せない過去と恋人・純君の葛藤が中心の回で、タイトルにもあるように登場人物たちにもそれぞれ大なり小なりの「秘密」がある。

途中で映り込む富良野の景色はやはり素敵であるが、今回一番印象的なシーンはシュウが後半の露天風呂でポツリポツリと五郎に過去を話し出すシーンで、何とも幻想的で切なくて素敵なシーンだった。純君の元恋人である「嫌ゃ~な女」のれいちゃんとは大違いである。ちなみにこのドラマに登場する人たちの多くの子供達は大きくなるに連れて「ボソボソ」話す傾向にある。

私の記憶では悲しいエンディングだったのだが、あら?そうだったっけ?と言う結末でホッとした。こんな時、私の記憶力の欠如は有難い。 

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軽妙洒脱と浅酌低唱

2012年04月16日 09時36分24秒 | 二代目のつぶやき

「軽妙洒脱(けいみょうしゃだつ)」という言葉を知った。

「気がきいていて、さっぱりとしていること」「軽快で妙味があり、気がきいて味があること」と言う意味だそうだ。ちなみに英語ではsmart and refinedと言うらしい。

「浅酌低唱(せんしゃくていしょう)」という言葉も知った。 

「酒を味わいながら程よく飲み、小声で詩歌を口ずさんで楽しむこと」「また、そのような上品な酒席の喩え」と言う意味だそうだ。

 

う~ん何とも憧れる素敵な言葉である。

洒落ているってことや、粋であるってことは大事だな~と年々強く思うようになった。だから最近落語に惹かれるのだろう。

ただ私にはまだまだ経験値が足りないし、そもそも人間性をもっともっと成長させなくてはならない。

きっとなりたいと思っているうちはまだまだなのだろう。

理想としてはいつか気付いたら軽妙洒脱で浅酌低唱になっていたいものである。

本日で46歳。本当にまだまだまだまだこれからだ。

まずはこの一年も心躍るような一年にしてからだ。

【明日4/17(火)~4/18(水)は当社連休となります】

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歌舞伎:平成中村座「四月大歌舞伎」

2012年04月15日 09時44分47秒 | 歌舞伎の話

平成中村座へ「四月大歌舞伎~小笠原騒動」を観に行った。平成中村座へは昨年の11月以来、2回目である。

【みどころ】『小笠原騒動』を通し狂言としてご覧いただきます。1999年に南座で復活上演を果たし、東京、名古屋、福岡と全国で喝采を浴び、いよいよ平成中村座にやってきます。実際に起こった御家騒動をもとに明治14年に書き下ろされたこの作品は、善悪入り乱れてのスピード感あるストーリー、スペクタクルな演出が魅力の熱いお芝居です。平成中村座の密な空間で体感する熱気あふれる大騒動にご期待ください!

 

今にも泣き出しそうな天気の中、隅田公園で満開になった桜のカーテンの間からひょっこり見えるスカイツリーを楽しみながら、平成中村座へと向かう。観光バスが入口付近に何台も停車していて、入口はかなり混雑していた。今回の席は花道の真横で、分厚い座布団が二枚敷かれ、前向きに一列ずつと言う「がぶりつき」の席であった。ただこの席だと演者のお尻ばかりを見ることになり、なかなか表情まで見えないのが難点ではあるが、臨場感は抜群で、もしも演者が落下した時に備えて、いつでも両手で支えられるようにと準備は怠らない。

 

最後の方でようやく勘三郎が登場すると館内は割れんばかりの拍手で包まれ、絶大なる存在感を示した。内容は比較的分かり易いもので「だって自分の蒔いた種だもんね~」といつもながらの感想だったが、今回二役を演じる演者が複数名いたこともあり、人間関係や細部が私には少々難解だった。また平成中村座と言えば舞台後方が開く「借景」がみどころのひとつで、前回は二階席だった為、直接目にする事は出来なかったが、今回は一階席なので期待していた。第一部の「法界坊」ではご覧の通りスカイツリーとの「共演」が見られたそうだ。今回の第二部ではどんな風景となるのだろうか?と思っていると・・・無かった・・・嘘ぉ~ん・・・

会場を出る頃には雨が降っていて、隅田公園の桜のカーテンが桜の絨毯になっていた。来月で閉幕する平成中村座。いつかもう一度行きたいものである。いつまでもつまらない意地を張っていないで解説イヤホンを借りるべきじゃないかと考えつつ・・・ 

小笠原諸礼忠孝 通し狂言 小笠原騒動(おがさわらそうどう)

序 幕 明神ヶ嶽芒原の場より  

大 詰 小笠原城内奥庭の場まで             

岡田良助/林帯刀  中村 橋之助           

犬神兵部/飛脚小平次  中村 勘九郎         

お大の方/小平次女房お早  中村 七之助                

隼人妹小萩  坂東 新悟                  

林数馬  中村 国生                

良助母お浦  中村 歌女之丞                

米屋市兵衛  笹野 高史                 

大石百介  片岡 亀蔵               

小笠原豊前守  坂東 彌十郎    

小笠原隼人/奴菊平/良助女房おかの  中村 扇雀               

小笠原遠江守  中村 勘三郎

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パラダイスキャンペーン

2012年04月14日 09時36分07秒 | 新小岩の話

4月12日、東京・新小岩駅南口のルミエール商店街にて、オリエンタルラジオ藤森と狩野英孝が小説「新小岩パラダイス」の売り上げ対決を行い、藤森が勝利した。

これは「第3回角川春樹小説賞」を受賞し、昨年2011年10月に単行本として発売された又井健太の青春小説「新小岩パラダイス」(角川春樹事務所)を中心とした町おこしキャンペーン。同書よって本当に新小岩がパラダイスになるよう商店街をあげておこなわれた。実際に商店街は2人の登場で大にぎわい。売り上げ結果発表の会見場は黒山の人だかりとなった。販売を終えた狩野は「商店街で働いている方が仕事を放棄して買いに来てくれました」と手応え十分。藤森は「作戦が見事に的中しました。購入してくれた人には『サンキューでぇ~す』からの『かわうぃーね』を言うことで長蛇の列でした」と、自信たっぷりの様子だった。



そこへ、スペシャルプレゼンターの角川春樹、著者の又井、雑誌「Popteen」(角川春樹事務所)のモデルたちが登場。本の売り上げに貢献した2人に角川から「ありがとうございます」と感謝の言葉が述べられると、それぞれ「楽しかったです!」(狩野)、「何なりとおっしゃってください!」(藤森)と恐縮した。いよいよ結果発表が近づくと、藤森は「つけ麺に負けるわけにはいかない!」と挑発。狩野は「イケメン! イケメン!」とツッコみながら、結果を早く知ろうと「スタッフゥ―!」と呼ぶと、藤森も負けじと「スタッフゥー!」と声を張り上げた。



結果は、狩野が30冊、藤森が50冊で藤森の圧勝。藤森は「春樹さんサンキューでぇ~す!」と角川から感謝状を受け取り、狩野も健闘したということで又井から感謝状を受け取った。勝因を聞かれると「ギャグが狩野さんよりやや旬でした」と語った藤森。狩野は「ギャグの詰めが甘かったです。クオリティの高いギャグを用意できていれば」と悔やんだ。2人見たさに商店街が大騒ぎになっている様子を目の当たりにした又井は「芸能人の方ってこういうお仕事が毎日あって大変なんですね」とコメント。角川は「新小岩には何度も来てますが、こんなに盛り上がっているのは初めてで、ビックリ。お2人のすごい力を感じました」と語った。

同商店街では、4月30日まで「パラダイスキャンペーン」と題して、「新小岩パラダイス」を持って散策すると、指定の店舗でスペシャル特典が受けられる。この機会にぜひ新小岩に足を運んでみよう。
【Yahooニュースより】
 

同日ちょうどアーケード入口近くの特設会見場の横を通った。そう言えば今日だったな~と思いつつ、アーケードにはかなりの人だかりでロープが張られ、交通整理に導かれるまま進むと、すぐ横に藤森と狩野が立っていた。あら近い・・・新小岩らしからぬ企画であり、受賞したタイミングでもっと早く行えばもっと良かったのに・・・と思いつつも、是非共新小岩を盛り上げて行って欲しいものである。

ちなみに会見場のすぐ裏に画像前列右の子が立っていたのだが、私はてっきり「露出度の高い追っかけの子」だと思った。モデルさんだったのね・・・ごめんね・・・

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昭和歌謡BAR

2012年04月13日 09時26分18秒 | 音楽の話

銀座で一度行ってみたかったお店「昭和歌謡BAR」。店名の通り、昭和の歌謡曲が店内に流れるバーである。昨年末にお店の場所を調べていたので、スルスルと店前に到着した。

細い階段を下りると、店内いっぱいにでーんとカウンターが横たわっており、ほぼ満席の状態であった。店内唯一のテーブル席に座る。客層は50~60代と思われる紳士淑女が会話と共に曲を楽しんでいる。昭和のシングル曲であればリクエストすることも可能なので、まず一曲目に伊丹哲也&Side by sideの「街が泣いてた」をお願いする。

OH MY GOOD-BYE TOWN~しゃがれ声が何とも懐かしい。リクエストが無いとランダムに曲が流れる。「大橋純子のサファリナイト」「吉田拓郎の夏休み」「フランシーヌの場合(でも歌手名が分かんないや)」と勝手にイントロクイズで楽しむ。昭和と言っても64年もあるのだから結構幅広く、鶴田浩二や石原裕次郎や知らない曲も流れる。改めて聴くと剛の「逆流」やプリプリの「M」や「ルビーの指環」はやはりイイ曲である。サザンも確かに昭和だが歌謡曲なのか?と思いつつも流れる度に口ずさむ。口ずさんでいるとカウンターのお客さんと目が合ってお互いに微笑んだり、ジュリーの「カサブランカダンディー」で親指を立てて真似していると「こっちにもジュリーがいるわよ」と飲み屋のママさん風の女性が声を掛けてくれたりと、落ち着いた大人のバーながらとてもアットホームな雰囲気のお店で、歌声喫茶ではなく口ずさみバーである。

またリクエストした曲が流れると店内の反応を確認したくなる。まるでジュークボックスのようだ。リクエストする時は店員さんにお願いするのだが、その店員さんがとても若い男の子で、彼にリクエストすると歌手名だけで「○○ですね?」とメモすらしない。その若さで凄いね~と褒め称えると「おかげさまで随分曲を覚えました」と笑顔で返された。そうなると天邪鬼スイッチが入ってしまい、普段あまり誰もリクエストしないような曲を友人とあれこれと考え、彼が初めて聞くような曲をリクエストする事が目標へと変わる。色々と考えた挙句、永井龍雲の「道標(しるべ)なき旅」をリクエストすると、彼がメモをとった。やったねぇ~

そして最後に百恵ちゃんの「さよならの向こう側」をリクエストして、百恵ちゃんに見送られながら店を出る。事前にあれこれとリクエスト曲を考えて行くともっと楽しいだろう。但し、その日のお店の雰囲気で流せない場合があるらしいので、その日のお店の「風」を読む事も必要である。人生なんでもそんなものだ

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