今回のメインであるボディーボードの受付を済ませる。インストラクターさんから波乗りのルールや用語等を学んでから、ウエットスーツに着替え、車で海へと向かう。
ジョン万次郎がアメリカから幕末鎖国の日本に帰国する際に上陸した海岸で準備運動をして、基本姿勢から学び、フィンを履いていよいよデビュー。海に入ること自体いつ以来だろう?と思いつつ、温かい沖縄の海に入り、ポイントまで移動し、波を待ち、ランディング。頭では理解しているのだが、波に乗るタイミングが上手くいくと、肘の使い方が悪く進まなかったり、その逆だったりを繰り返す頭でっかちの52歳だが、何度かスーと波に乗れる瞬間がある。これが実に快感で何度も何度も波に挑む。単純なものほど程奥が深いのは世の常で、ついつい夢中になってしまうのだが、さすがに終盤になると足が何度か吊り始め、そして約60分のレッスンが終了。
海中では感じなかった足裏の切り傷、両肩・両足の脱力感で、砂浜まで戻るのがひと苦労だったが、52歳の手習いはなかなか楽しい初体験だった。またレッスンの最初に指導された「周りをよく見ること」。潮の流れ、付近のボーダーさんの位置を常に確認せよとの内容だったが、色々な意味で役に立つ内容であった。インストラクターさんと海で別れ、心地良い疲労感の中、車窓から見える夕陽を眺めながら、ホテルへと車を走らせる。
子供たちがまだ幼かった頃に何度か訪れた沖縄。帰り道でひめゆりの塔、琉球ガラス村、ナゴパイナップルパーク・・・を横目に通り過ぎる。10年以上前に家族で立ち寄ったことのある施設を見つける度に、自分がひとりで訪れるようになった心地良い時間の流れを感じながら、ホテルへと戻り、再びザンシロでのどを潤し、泥のように寝た。翌日、全身筋肉痛のまま、空港で最後のオリオンビールで沖縄に別れを告げる。
また戻ってくるさ~と機上で爆睡しながら東京へと向かった。ちなみに本日でちょうど一週間が経ったがまだ筋肉痛である・・・
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