連日報道される熱中症のニュース。昨日埼玉県熊谷市では41.1℃の5年ぶりに日本最高気温を更新し、都内でも観測史上初の40℃を超えた。
日本全国ですでに数万人単位で搬送され、数多くの方がお亡くなりになった。改めてよくよく考えるとこの日本において暑さで人が亡くなるなんてやはり異常で、数年前には予想だにしていなかった事態である。道端で倒れている人をよく見掛けるようになった。
連日「災害級」「命の危険性のある暑さ」と注意を促しているにも関わらず、それでも不幸なニュースが後を絶たない。
これってどこか振り込め詐欺と似ている。自分だけは大丈夫だと思ってしまうことも要因のひとつかも知れない。私だってそうである。これまで熱中症はどこか他人事で、エアコンはまだどこか「体に悪い」という昭和チックな考えがあったのも事実で、昨年までは少し涼しくなれば切っていたものだったが、今シーズンから自宅ではほぼ24時間冷房を付けるようになった。大切なことは「自分も歳を重ねている」ことと「異常気象は確実にひどくなっている」ことをしっかりと自覚しつつ、「暑さで人が死ぬようになったニッポン」であることをもう一度肝に銘じておかなければならないだろう。そしてその昔「夏バテしないようにちゃんと食べる」と言われていたことを「死なないように・・・」と置き換える必要がある。
ちょうど2年後の本日7/24に開催される東京オリンピック。
マラソンは30分繰り上げて7時からのスタートらしいが、5時でもいいんじゃないか?と思ってしまうほど、選手たち、観客たち、スタッフたちの安否が心配である。
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