明日からのレジ袋禁止条例に基づき、店舗でのレジ袋が有料化されている。
無料が有料になるのは値段に関わらずいつの時代でも抵抗があるもので、一部店舗ですでに実施されている有料化に対して貧乏性の私は条件反射的に袋を拒否してしまい、無理やり商品を抱えて店を出てしまうことも少なくない。その昔「(実際には有料だが)水は無料」の感覚があり、海外でミネラルウォーターを購入することに抵抗があったものだが今では当たり前になっているように、レジ袋にしても紙製のストローにしてもステイホーム同様すぐに慣れるだろう。京都の亀岡市ではレジ袋の提供自体を禁止する全国初の条例を作ったが、これから脱プラゴミの流れは少しずつ確実に進んでいくだろう。
そもそも幼い頃は紙袋だった。ビニール袋が登場した際、学者さんの新聞記事で「土に戻らない恐ろしい物質」と母が話してくれたことが何故か印象深く今でも覚えている。あれから50年近くが経過して、食品ロス同様にようやく動き出した第一歩である。
液だれしないとか口を結べるとかとても便利で、我が家にとってレジ袋は「彼」の排泄物用の袋を始めして利用していたが、これからはビニール袋を購入しなければではなく、環境のためにと考えなければならない。レジ袋自体が占めるゴミの率は少ないとのことだが、まずは第一歩としてレジ袋をぶら下げる回数を減らして行こうと思う。ただバイオマス素材の配合率が25%以上のレジ袋は無料で提供可の規定が、消費税の軽減税率同様厄介だ。どうせならすべてのレジ袋をバイオマス仕様にして有料化すればいいのに・・・と思う。
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