まずヘタを取り、梅の皮を破かないようにさっと水洗いし、10時間水に浸して灰汁抜きをする。翌朝ひとつひとつ丁寧に水分を拭き取り、ざるで軽く乾かす。その夜に焼酎(30℃以上だが今回は25℃しかなかった)を塗し、塩で漬け込む。ここまでが第一段階。あとはひたすら浸かるのを待つ。今回の梅は大粒なので二週間くらいだろうか?この後に干して、再び二ヶ月くらい漬ければ昔ながらの酸っぱ~い梅干が完成する。
作りながら横で見ていた娘に「梅干を漬ける父親ってあまり居なくない?」と得意げに訊ねると「梅干職人じゃん」との返事。調子に乗った「職人」は梅ジュースも作りたいので追加の連絡を義父母に入れると翌日合計8kgの梅がど~んと届き、自宅は梅屋敷となってしまった。どうしよう・・・(つづく)

