楽しみにしていた東京オリンピックの野球の初戦は定休日だったので、朝から用事を済ませてテレビの前で待ちわびていたが、試合開始時間を13時だと思っていたら12時からですでに試合が始まっていた・・・
ただその日は15時からワクチン接種の予約日だった。7回までなので大丈夫だろうと思っていたら、通常の9回までだったので試合時間との戦いでもあった。ドミニカ共和国の先発「うちの」メルセデスが好投を続け、なかなかヒットが出ない。日本先発の山本も好投していたが、青柳に交代した途端に打ち込まれ、劣勢が続く。1-2で迎えた9回表のドミニカの攻撃中に家を出た。
病院に到着すると待合室のテレビはミヤネ屋を映している。テレビを見ている患者さんもいなかったので、チャンネルを替えたいがこのような状況で看護士さんに要望するのもいかがなものかとスマホの速報で確認すると9回表に追加点を取られていて1-3になっていた。万事休す・・・諦めかけた瞬間に名前が呼ばれ、問診の後に接種。待合室で20分待機している間にもチェックすると、出塁→ヒット→同点の文字だけの情報につい声が出そうになる。
そして「うちの」坂本のサヨナラヒットで初戦を飾った。
【赤枠19時、青枠12時だけど水曜】
これから金メダルまで最小で4試合、最大で6試合の熱戦が続く。ノックアウトステージに進むと私が観れないのは8/1(日)12時・8/2(月)12時となるが、グループ三位にならない限りほぼ19時からなので終業後の観戦が可能になる。明日のメキシコ戦は12時なので観戦は出来ないものの、この試合で何とか勝利して貰い、自宅でビール観戦をと願うばかりである
連日連夜日本人選手たちの活躍でメダルラッシュが続いている東京オリンピック2020。
その日の観たい種目や注目の競技の放映時間に合わせ、帰宅後は行動する。メイン種目は19時~20時の放映が多いのだが、競技によっては早い時間もあり、ほぼテレビの前に釘付けである。もう少し均等に散りばめて欲しいと思うような重複放映が続き、我が家では決勝戦と男子サッカーを最優先にザッピングが続く。厄介なのは1つのチャンネルで2番組(メインチャンネル/サブチャンネル)を同時に放送することが出来るデジタル放送の存在である。チャンネルを変えると見たい競技以外が放映されているのだが、リモコンを切り替えると隠し画面のように映し出される。さらにBS放送や他局に放送時間の変更が加わるので結構な確率で見逃してしまう。
そんなことを繰り返しながらこの一週間は終業後は一目散にテレビ観戦に向けて帰宅する生活を続けながら、もしかしてこの時期にあえて開催したのは不要不急の外出やステイホームをさらに促すためだったのではないか?と思ってしまう。だから3000人を超えた東京の感染者数も想定内だったかも知れない。
オリンピック閉会後の感染者数も併せて楽しみである。
【本日は定休日。予約投稿にて】
先日東京ドームで観戦したスワローズとの東京シリーズ決戦。
声援が制限され、アルコールの提供がない中での観戦にも慣れ、一万人未満の観客たちが静かに試合を見つめる。この日はスワローズの打線につかまり、6-14での完敗だった。
後部座席でひとり観戦していたスワローズファンの男性がホームランの度にスワローズ応援名物の雨傘を上下に動かす応援を繰り返し、その傘の風がふぁ~と流れてくる。
さらにスワローズに7本のホームランが出たので、無言で風を浴びせ続けた・・・おかげで翌日はすっかり風邪気味だった(嘘)
先日千秋楽を迎えた大相撲七月場所は横綱白鵬が6場所休場明けに全勝で45度目の優勝を飾った。
しかし仕切り線から大きく離れた立ち合いやエルボーのようなかち上げ、優勝を決めた後のガッツポーズや雄叫びに対して協会を始め、苦言が出ている。実際千秋楽結びの一番をテレビ観戦したが、確かにガッツポーズには少し違和感を感じた。その昔、昭和59年五月場所13日目で横綱隆の里と対戦した大関北天佑が勝ち、その時点で北の湖が優勝を決めた一戦があった。その瞬間、北の湖の弟弟子である大関が振り返り、控え力士席に居た北の湖が小さく笑顔で応えるシーンが、横綱たるもの喜怒哀楽を顔に出さないものだと思っていたのでとても印象深かった。
そして開幕した東京オリンピック開催では柔道の各階級で金メダルを決めたシーンでほとんどの選手は笑顔やガッツポーズで喜びを表現していた。
日本を代表する武道でも大きく異なるのは、横綱は別格なのだろうか?
※本日はAの誕生日。おめでとう。
【明日7/28(水)は当社定休日となります】
先週開幕した東京オリンピック。
メダルの授与式ではコロナ感染拡大防止の観点から、トレーに乗せたメダルをメダリスト自ら手に取り、首にかけるシステムになっているが、まるでコンビニで釣銭をトレーで受け取るようにも見える。
連日のメダルラッシュで快進撃が続く日本選手たち。時差がない自国開催のおかげでゴールデンタイムのチャンネル切り替えがなかなか忙しい。さて今夜はどの種目を応援しようか?
映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語(2010年公開)」を観た。
【解説】仕事に追われ、家族を省みることのなかった50歳目前の男が、ふと人生を振り返り、幼いころの夢を追い求め始める感動ストーリー。監督は『白い船』などで知られる島根出身の錦織良成。主人公の男を『亡国のイージス』の中井貴一、その妻を「天地人」の高島礼子、娘を『ドロップ』の本仮屋ユイカが演じている。一畑電車の走る島根の風土を描きながら、家族や仕事といった人生の普遍的なテーマを扱った深遠なストーリーが感動を呼ぶ。
ひとり旅で2019年に島根へ訪れた際に本作品のことを知ったのだがなかなか機会が無く、ようやく視聴することが出来た。ちなみに以前本作品だと思って観始めたら「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」だった・・・50歳は仕事や家族、夫婦、親子そして人生と様々なことで岐路に立つ年齢であり、劇中の「歳をとると変われなくなる」の台詞通り、変えるのであれば最後の年齢なのかも知れないが、変われる準備を続けていれば年齢は関係ないようにも思えた。
主人公は幼い頃からこの年齢までずっと夢見ていた訳ではない点がやたらリアリティがあり、また合格発表時に49歳ならではの絶妙な表情を見せてくれる。楽しい仕事に就く喜びは観ていて気持ちが良いのだが、それが新卒ではなく50歳手前の転職である点にさらに深みと重みがある。妻は東京での生活を選ぶのだが、この年齢になればそんな選択肢もありかと思う。
電車と景色が実に素晴らしく、前回は乗車しなかったが次回は是非とも車窓を楽しみたいものだと思った。
本作品中で幼児が運転席に入るシーンがある。私が小学生の頃、走行中にも関わらず運転手さんに導かれ運転席に入れて貰ったことがある。今では考えられないことだが、そんな昔のゆったりとした時代を思い出した。
松本隆作詞活動50年を記念したトリビュートアルバム「風街に連れてって」が数日前に届き、何回も聴いている。
音楽を聴くというよりも改めて歌詞をじっくりと聴き直す。「SEPTEMBER(宮本浩次)」「Woman“Wの悲劇”より(池田エライザ)」「セクシャルバイオレットNo.1(B’z)」「スローなブギにしてくれ I want you(GLIM SPANKY)」「ルビーの指環(横山剣)」はオリジナルに負けず劣らず素晴らしく、中でも「君は天然色」をカバーした川崎鷹也が実に良かった。
ちなみに「・・・天然色」の2番の歌詞には「夜明けまで 長電話して 受話器持つ手がしびれたね」とあるのだが、私はこれを40年間ずっと「夜明けまで なら電話して」だと思っていた・・・
これでまた改めて正しい歌詞で聴き直すことが出来て嬉しい限りだ。
東京オリンピック2020が1年遅れて今夜開幕する。
20年前のことを引っ張り出し続けざまに辞任に追い込んだり、公式スポンサー以外の飲料水の持ち込みを遠慮してもらったり、来日選手・関係者の感染状況が連日報道されたりとまあ~開催ギリギリまで色々なことがあったが、関係者からするとようやくたどり着いたって感じだろう。
開会式前から一部競技が始まり、ほぼ無観客ながらもオリンピック開催の実感が沸きつつも、自国開催感はゴールデンタイムの放映以外にはどうしても薄いが、開催期間中は車両の通行規制が行われているので、都心や地元で開催されるカヌー競技開催中は車での移動を気を付けることで少しだけ自国開催を実感する。
思い返せば2013年に東京開催が決まってからのこの8年間は、新国立競技場の建設やロゴ盗作、マラソン会場の北海道変更、委員長辞任、新型コロナによる開催延期と様々な変更・追及・批判・辞任・責任問題や謝罪が繰り返された。おそらく開催中もいろいろあるだろうが、ただ新しい関心事が登場すると全く興味を示さなくなる国民性なので、様々な雑音は日本選手たちの活躍ですぐにかき消されるだろう。感動好きの国民性でもある。
どちらにせよ開催すると決めたからにはつべこべ言わずに、選手関係者・接種済み等の確認もせずに街へ出掛けている外国人を隠し撮りした映像にも関心を持たずに、オリンピック開催と個人的な自粛を憂うことも嘆くこともせずに、まずはソフトボールのDP制度やテンポラリーランナー等の独自のルールを覚えつつ、オリンピックを楽しもうと思う。
【2021.07.24追記】聖火リレーにONが揃って登場した。最終ランナーではなかったものの2年越しの希望が叶ってただただ嬉しい
今年に入ってひとり旅へは出掛けていない。かと言ってストレスが溜まることも、我慢を強いられていることもなく、折角の機会なのでひとり旅では何より好きな街歩きの代わりとばかりに都内を散策しようと5月に樋口一葉ゆかりの本郷界隈を散策した。
【樋口一葉旧居跡に残る井戸】
見知らぬ街を散策する時間が実に楽しかったので、6月にはトキワ荘へ出掛け、先日は鳥越のおかず横丁を散策した。その後にランチを食べに神田まで歩いてみた。基本的に大通りではなく一筋裏を中心に歩く。クラシカルな建物を見学したり、地域によって異なる街並みを楽しんでいるとあっという間に秋葉原に到着。レコード店で懐かしのCDを購入し、そのまま神田まで歩き、遅めのランチをする。緊急事態宣言中なのでランチビールは飲めないが仕方ない。
食後にその日観戦予定の東京ドームへと歩みを進める。なかなか通る機会がない万世橋付近のガード下は実に趣がある。とてもシンプルな道順なのでアプリも地図も見ることなく、聖橋を越えて、湯島聖堂・神田明神を通過し、時折撮影と休憩をしながらフラフラぶらぶら歩いていると、サッカーミュージアムの看板を発見したのでそのまま15年ぶりに来館。
その後、少しずつ股関節が痛み出す。筋肉痛でないのが悲しいが、最近歩いていなかった自分への戒めだと思いながら、高温多湿も重なりヘロヘロになりながらドームに到着。でもビールは飲めない・・・飲めたら美味しかっただろうな恨むぜ、コロナ
総距離約5.5km1時間9分らしいが、あれこれ寄り道したので、実際には3時間ほどの散策だった(その日の歩数は約2.2万歩だった)。「地元の人は地元のことは案外知らない」ことがないよう、この機会に東京を歩こうと思う。さて次はどこへ行こうか?
【本日は連休最終日。予約投稿にて】
「もう生きているうちにオリンピックは見られない」と口にする人をよく見掛ける。
現時点では確かにそう思うが、無観客開催、海外からの渡航者禁止等想定もしていなかった無人オリンピックで競技場もたくさん作ってしまった東京に配慮して、次回2024年に改めて東京オリンピック開催してくれないかな?と思う。次回開催国のパリも2028年のロスも「こんな状況ならばうちは一回ずれまっせ」なんて粋な事を言ってくれないだろうか?
それが無理なら本日開かれるIOC総会で2032年の開催国が決まるが「ちょっと待ったぁ~」と百合子ちゃんが手を挙げてくれないかな?と思ってしまう。何故ならあと11年後ならまだ見れるかもしれないからね。
【本日は連休初日。予約投稿にて】
休日にテレビで紹介されていた飲食店へ出掛けた。
料理もさることながら若い店主さんの接客がとても評判が良いとのことで楽しみに来店したのだが・・・基本的にお客様は神様ではないし、なんでもかんでも低姿勢になる必要はないとは思っているのだが、あんな接客をされると不思議なものでそれなりに美味しかった料理の評価も下がってしまう。もしテレビ用の接客だったとしたら、長続きはしないだろうな~だってお店はいくらでもあるんだからね・・・
ちなみに周りに話したら逆にどんな接客だったのか?みんな興味津々だった。だから詳細は教えない。
政府は新型コロナウイルスのワクチン接種証明書について、申請の受付を今月26日から全国の市区町村で始めると正式に発表した。当面は海外渡航向けの発行に限定し、申請費用は無料とする。発行を希望する場合、パスポートや接種済み証などを接種当時に住民票があった市区町村の窓口に提出するか郵送する。政府は証明書があれば入国時の待機期間が短縮、免除される国・地域を外務省のホームページで公表する。経団連は証明書を活用した飲食店での優遇措置や国内旅行などの制限緩和を政府に求めているが、ワクチン接種を終えた人への優遇措置などについて「接種の強制や不当な差別が生じることは適切でない」と述べ、検討が必要だとの認識を示した・・・とのニュース。
ワクチン接種の遅れている日本において有難いことは接種率の高い国々の「接種後の対応と経過」を知ることが出来ることである。アメリカではいち早くマスク着用義務を無くしたものの、感染者拡大により再度規制がかかりそうだし、1日の感染者がおよそ半年ぶりに5万人を超えたイングランドでは、感染対策として続けてきた屋内でのマスク着用の義務などほぼすべての規制が本日撤廃される予定だったが懸念が強まっている。世界の動向を見聞きする度、お国柄の違いを実感する。日本では恐らくマスク着用義務等の緩和や撤廃はお国柄からして慎重でかなり先になるだろう。
となると様々な義務の緩和にはまだまだ時間が掛かる日本において、今後は海外渡航に続き、すでに諸外国で取り入れられている各種イベントを始め、経団連の求める国内旅行や飲食店への渡航や入店の条件として接種証明書の提示(またはPCR検査等)が必要になることが想定される。ワクチン接種については人それぞれ様々な対応や考え方があるし、何も言わないと決めているが、このように進む可能性が十分にあることは念頭に置いておくべきだと思う。それは決して「接種の強制や不当な差別」ではなく単純に「区分」だと思う。
どうせなら証明書仕様のマスクにすればいいのに・・・
【明日7/20(火)~7/21(水)は当社連休となります】
映画「グッドフェローズ(1990年公開)」を観た。
【解説】巨匠マーティン・スコセッシがニコラス・ピレッジのノンフィクションを基に、「グッドフェローズ」と呼ばれるギャングたちの生き様を描いたマフィア映画。ニューヨークの下町ブルックリンで生まれたヘンリーは、幼い頃からマフィアに憧れて育つ。地元を牛耳るポーリーの下で働き始めた彼は、兄貴分のジミーや野心旺盛なトミーらと犯罪を重ね、組織内での地位を高めていく。そして1978年、一味はケネディ国際空港を襲撃し、600万ドルの強奪に成功。FBIの捜査の手が迫る中、ジミーらは口封じのため事件の関係者を次々と殺害していく。トミー役のジョー・ペシが第63回アカデミー賞で助演男優賞を受賞。ヘンリーをレイ・リオッタ、ジミーをロバート・デ・ニーロがそれぞれ演じた。
デ・ニーロが主演じゃないだぁ~と途中で気づく。アカデミー賞助演男優賞を受賞したジョー・ペシ演じる背の低いトミーの甲高い声をはじめ下品な言動、怒号と泣き叫ぶ声、銃声と飛び交う。最後までつっぱり続けず保身のためには密告もいとわない主人公にげんなりして145分の上映が終わった。ただ劇中に流れるクリスタルズ、ロネッツ、ジョージ・ハリソン、ローリングストーンズの音楽がとても素晴らしく、シド・ヴィシャス のパンク調のマイウエイでエンディングはなかなか印象的だった。監督がザ・バンドのラストワルツやストーンズのドキュメントライブと同人物だと知り納得。ちなみにグッドフェローズGOODFELLASとは気の置けない友達の意味だが、マフィア界の隠語では「自分と同じ組織の所属にある者」という意味だそうだ。
レイ・リオッタの目を見てどこかで観たな~とあれこれ考えてようやく分った。「フィールド・オブ・ドリームス」のシューレス・ジョーだった。
作詞家・松本隆が作詞活動50周年を迎えた。
1970年に伝説のロックバンド「はっぴいえんど」のドラマーとしてデビューして以来、これまで400組近くのアーティストに2100曲以上の歌詞を提供。シングルの総売り上げはおよそ5000万枚、ヒットチャート1位を記録した楽曲は50曲以上と多くの人々の心に様々な風を吹かせてきた松本隆の言葉たち。
筒美京平とは「木綿のハンカチーフ(太田裕美)」「東京ララバイ(中原理恵)」「セクシャルバイオレットNO1(桑名正博)」等を、大村雅朗とは松田聖子の数々のヒット曲を生み出し、今年発売40周年を迎えたアルバム「A LONG VACATION」では大滝詠一と「君は天然色」「さらばシベリア鉄道」を、その他にも「キャンディ(原田真二)」「卒業(斉藤由貴)」「探偵物語(薬師丸ひろ子)」「ルビーの指輪(寺尾聰)」等数え挙げたら枚挙にいとまがない。先日テレビの特集では「君は天然色」の創作エピソードを知り、さらに思入れが深くなった。また私の好きな「マイアミ午前五時(松田聖子)」も彼の作詞だと知り、昨年の紅白でも歌われた「瑠璃色の地球(松田聖子)」をコロナ収束のテーマソングとして改めて聴き直す。
お亡くなりになってからその偉業について改めて驚かされることが少なくないが、まだご存命のうちに今一度確認することが出来たことは何よりだった。
50周年を記念してトリビュートアルバムが発売されたので早速注文した。