先日テレビで部活動の体罰動画が特集されていたのだが、その中にバレーボール部の動画もあった。
バレー部では定番練習であるワンマン(近距離でのボール打ったり、左右前後にボールを投げて選手に追わせる)練習の映像が放映されたのだが、私にはただの練習風景にしか見えなかった。きっと顔面にボールを打ち込んだり、フラフラになりながらボールを追い掛ける生徒の様子が体罰なんだろう。当時は「(ボールの)中は空気だから痛くない!」と言われながら顔面レシーブした10代の頃を懐かしみつつ、現在ではきつい練習は避け、怒鳴るなんてもっての他で、選手に一切触れることもなく、怖くない優しい練習ばかりをした方が指導者さんとしては無難である。2013年に文部科学省が部活動での体罰ガイドライン案を示してから5年が経過したが、結果的に今はリーク合戦となってしまっている。
今後指導者や先輩コーチのなり手がいなくなることが不安である。