先日食事に出掛けた。
以前訪れて美味しいお店だったので、今回は違うメンバーで同じ金額の他のコースで予約した。
相変わらずの美味しさに満足しながら翌日改めて金額を確認するとコース料金×人数分よりも前回よりも高かった。消費税?それでも金額があまりにも違い過ぎたので、店に電話すると受け付けてくれた若い女性店員さんが平身低頭なのが受話器越しに分かる。こちらもその場で確認しなかった非礼を詫びつつ、店長に確認後の連絡を待つ。しばらくしてから同じ店員さんから回答が来た。違うテーブルの伝票だったと思っていたが、結局のところ、前回は飲み放題の料金だったが、今回のコースにはついておらず飲み放題を追加した金額とのこと。改めてサイトを確認すると確かにそう小さく書いてあった。
恥ずかしい・・・店側の不注意・不親切な部分があったものの、飲み放題の有無についてとやかく言っていることが恥ずかしくなり、またそれに対して時間と手間を取らせてしまったことが大変申し訳なかったのだが、その後も彼女は店の数々の非礼を謝罪し続けている。や、やめてくれ~と思いつつ、終始受話器越しに伝わる彼女の緊張感と彼女なりの精一杯の誠意に対して感謝を告げて話が終わった。用件が済み、「電話するの嫌だったでしょ?」と訊ねると「ドキドキが止まりませんでした」とのこと。
そして彼女の最後の言葉がまた可愛らしかった。
「こんなことを言うのも何ですが、宜しければまた是非おいで下さい」