先月熊本で会ったばかりの友人が東京にやって来た。
その夜はいつものように仲間たちが集まり・・・気が付いたら深夜三時のラーメン屋さんで友人が生姜焼き定食を食べていた・・・数時間の睡眠で友人と再会。いつも熊本では友人の車であちこちと連れて行って貰ったので、今回は私の運転で出掛けることにした・・・事を寝不足の頭で後悔しながら出発進行~
向かうは伊香保温泉である。20年近く前に訪れたことがあったが、たまたま年末に訪れた共通の友人が宿泊した宿の評判を聞いて、同じ宿を選んだ。当日そして翌日は雪の予報も出ていたが、小雨こそチラついたものの順調に首都高を抜け、何とも不思議な名称・美女木(びじょぎ)JCを過ぎ、関越道へ入り、約二時間で渋川伊香保ICである。雪どころかお日様も顔を覗かせてら。さすが今年も晴れ男である。30分ほど山道を登ると宿に到着。部屋に通されたらすぐに金運が上がると言われている365段の石段に挑戦する。隣の友人が黙ったまま石段を数えているが、石段にちゃんと段数が掲示されていた・・・
頂上にある伊香保神社を踏破したら、帰りは石段を外れて裏道をフラフラと散策する。
宿に戻ってから露天風呂を楽しみ、お待ちかねの夕食。年末に行った友人から「夕飯は盛りだくさん」との忠告を受けるが、ここまで盛りだくさんとは・・・ほとんどを友人にお裾分けをする。ただ食事後の友人の感想は「ちょっと物足りない」だった・・・部屋に戻った時点で睡魔に襲われ、そのまま布団に潜り込む。0時に目覚めると外は小雪がチラついている。そのまま露天風呂に入り、部屋に戻って炬燵で乾杯。連夜の夜更かしを楽しむ。
翌朝、雪は積っても降ってもいなかった。東京の降雪状況により、チェックアウト後にすぐに帰る計画もあったが、予報は雨に変わっていた。じゃあ~とばかりに世界遺産になりたての富岡製糸所へ向かうことにする。山道を抜け、約一時間で到着するも・・・休場の看板・・・
富岡ICから上信越道に入り、藤岡JCTから関越道に入る。東京に向かうほどに雨脚が強くなってくるが雪さえ積もらなきゃいいさと東京を目指す。15時過ぎに到着し、遅めのランチを食べて別れた。
友人と会った後の状態をいつも「イナゴの大群が去った後」と呼んでいるように、体力も懐も何もかもがカラッカラになってしまい、帰宅後は泥のように寝てしまう。でも私はイナゴが嫌いでは無い。ではまた今度は夏に会いましょう。それまでちゃんと「稲穂」をたわわにしておきますね。(明日、明後日は番外編)
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