先日の朝日新聞の読者(90歳男性)投書がとても興味深かった。
「くつろげない」との苦情が絶えない理由からJR東海が来年3月から東海道新幹線の指定席・グリーン車の車内改札を廃止について、会話が無くなる時代と嘆きつつ、かつての窓口や改札での会話を懐かしみ、交通機関に関わらず、ひと言も話さず買い物をするのは不可能だったと書かれていた。
確かに乗車券を慌てて探したり、熟睡中の改札は実際面倒である。話し掛けられたくない時も少なくないが、「人と人との」やり取りには必ず何かが生まれる。会話がない生活なんて無機質で味気無いものだ。
そして投書には最後にこう書かれていた。「みんなが口をきかないようになる。ただ、自分が言いたいことは言う。」深いぜ90歳の言葉は