北海道昆虫同好会ブログ

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エゾマイマイカブリの悲惨な最期

2020-07-02 22:12:44 | 蝶・昆虫・自然・同好会など
エゾマイマイカブリの悲惨な最期


   


2017-9-30 (土) 曇り



庭木のヤマボウシが実をつける季節になった。









ヒダカミセバヤの花満開。



ヒダカミセバヤの花にクジャクチョウたちや セイヨウマルハナバチ3匹が吸蜜にきている。



ふとみると足下にエゾマイマイカブリがいてビックリ。




普段はそれなりの自然豊かな山に多い大型甲虫だ。




いくらなんでも、こんな町中の庭に現れる甲虫ではないような気がするのだが。




しかも、何だかおかしい。 けっこう俊敏に動くはずの甲虫だがじっとしている。




背中からつまんでみたら、簡単につまめてしまい、どうも弱っているみたいだ。




そっと地面に置くと、なんと仰向けにひっくりかえってしまい、苦しげにもがく哀れな状態。




起こしてやると、少し歩いてまた仰向けにひっくり返って虚空をつかむような哀れな脚の動きで明らかに異常。




何故、飛ぶことができない甲虫であるエゾマイマイカブリが、住宅街のわが家の庭にいるのかもわからんが、何か農薬かなにかでやられてしまったのだろうか。





もしかするとキュウリの葉がかなりウドンコ病にやられていたので、先日ウドンコ病防除の農薬をかけた。




わが家の庭にはいろんな巻き貝、カタツムリみたいなのがいてウドンコ病対策の農薬のついた野菜の葉を食べたこれらの貝を襲ったエゾマイマイカブリが間接的に農薬にやられたのかもしれない。










そのまま、弱ったエゾマイマイカブリを放置しておいたがどこへいったか鳥にやられたのか夕方には姿が消えていた。




もし、鳥がこのエゾマイマイカブリを食べたとすれば、その鳥の運命も気になるところです。




そういえば タマネギ、 ジャガイモ、 ビートなど 広大な畑の周囲には、蝶はもちろんのこと まったく昆虫の姿をみることがありません。 農薬の威力であることは間違いありません。





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