「安心・安全の開催」しか云わない壊れたラジオのような首相がいる。
安全の根拠がないのに、人を安心させることはできない。これは標語としても成立しない。
ただ、心地よい言葉を並べただけ、真の言葉がない。まるで怪しい商品コマーシャルと同じだ。
この人は国会でもこの怪しい標語を連発するだけだ。自分の言葉で話すと学がないと分かってしまうからなのか。
この人は国民の代表者である国会議員の居る国権の最高機関を否定しているに等しい。
オリンピックの安全開催の理由や根拠が言えないのに、平気な顔で堂々と国のトップに居る。
これでも良しとするのが近頃の自民党政権である。これは多数決の便宜性を権力化した独裁政治である。
そして連立する公明党もこの歪な政治に加担をしている。
この乱暴な政治は、昔の多様な人材と安定した政策を掲げる自民党と同一の政党の所業とは到底思えない。
かつての左派から右派まで幅が広く、懐が深かった大人の政党は何処に行ってしまったのか?
昔の自民党を知っている者として、今の自民党は利権に群がるオジサンがそのまま議員になったような品の悪い集団としか見えない。
だから、近ごろは金の不祥事ばかりだ。この党は昔の自民党ではない。「自由利権党」と名前を変えたらいいだろう。
コロナ禍のほんのすこしの贅沢