サンデー・モーニングは今日日では唯一まともな番組だと思うが、岸井茂格が逝き、佐高信が出なくなって、ガス抜きならぬ風船抜き程度に萎んできた。
筑紫哲也や久米宏が自由にモノが言えた時代が懐かしい。関口宏が逝けば、サン・モニはきっと無くなるだろう。
今や、メディアは特ダネで他社に抜かれるより、特オチ(政権に逆らったメディアにニュースを流さない)の方が怖いのである。
この国のメディアは、昔の大本営発表のように、官邸発表しか報道しなくなるだろう。
いつからこうなったのだろうか、…。1999年の堤防の決壊という自自公政権の多数決主義を唱えた小沢自由党からか?B層を定義して郵政選挙で刺客を送った小泉政権からか?振り返ってみても、よくわからない。
ただ確実に言えることは、民主党政権が官僚とメディアに潰され、「悪夢のような…」と大嘘を言って見せて、あの血筋の良いお殿様が出て来てからであろう。
あのお方がコロナ対策ですっかり疲れて、病気?になった。急遽、茶坊主を後釜にしたら、その茶坊主さんは殿様と同じ厚遇を求めた。
それが、最近のアメリカ参勤、G7参加と、栄誉の権利を行使しただけ。次は、コロナ禍のオリンピック開会式で、中央席に自分が座って殿様気分を味わいたいだけ。そういう事だと思うよ。これが事実でないことを祈っています。
現代のバベルの塔・・・。言葉のない政治。