野球はセ・パ各6球団、それぞれ時の経済の先端産業が球団を持つ傾向がある。昔は鉄道会社や映画会社が多かった。覚えているだけで、国鉄、南海、西鉄、阪神、近鉄…そして、東映、大映、という感じだ。今やIT関係や食品関係などが参入してきた。その時代の経済状況の傾向が見えてくる。
近頃は、野球選手の最終舞台が大リーグになったためか、読売巨人軍の名前が色褪せて、チーム名の「巨人」という文字の奇怪さだけが残る。
そう言えば、「巨人・大鵬・玉子焼き」の合言葉が消えていく。みんなが認めているチカラのあるモノならば、本当は玉子焼きではなく「自民党」ではないのか。
そして自民党だけが今も残っている。何か特別な秘訣?いや、何か特別な仕掛けがあると疑い出した。
それは選挙で勝つためには善悪を選ばない強烈な裏の党是があるのか、それとも宗主国の忠実無比の手先なのか?
たぶん、戦後世代が朽ち果てる前には見えてくるような気がしている。