終活の機会に捨てようと思っていた、いわゆるアカデミックから離れた本の一群からこの圀の歩んできた軍國化を観てみたい。
語弊があると不味いので、著者がいわゆる大学の学者ではなく、若しくは歴史学とは一線を画した他分野が専門である学者という意味で、大括りだが「市井の~」とした。
不消化な処もあるが、解った処から適当に書いていきたい。
まず、三根生久大『日本の敗北』徳間書店の第4章にページには次のことが書かれていた。
この本は2002年の発行である。著者は2020年に日本の自衛隊が米中戦争の先兵となることを予言していた。2002年と云えば日韓サッカーワールド大会の年ではなかったのか。この時にこの本を出版した勇気に敬意を払うと共に、著者は1926年生まれ、陸軍士官学校在校中に終戦を迎えた、と略歴にある。存命かどうかはわからぬが、…。