「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「乗せられて…」

2010年02月22日 | つれづれ噺
先日チャレンジした、NHKのど自慢予選出場の際。
しつこいほどに繰り広げられたNHKの放送体制の説明・番組の宣伝・キャラクターによる視聴率アップの模索などなど、あの天下のNHKが、それはそれは視聴者獲得に熱心であることに驚くとともに感心した。

その時のお誘いに乗せられたわけではない。
元々我が家は、孫達がやってきたり、セガレガ帰ってきたりする以外は、テレビチャンネルはNHKに固定されているようなものだ。

そんな中でも、日曜日の大河ドラマ「龍馬伝」実に面白い。
いまさら言うまでもなく、武家が主導してきた幕藩体制を崩壊させ、明治維新へと展開する幕末の青年群像の姿は、いつ見ても胸を熱くするものがある。
その中でも主役を勤める坂本龍馬、血湧き肉躍る龍馬ファンにとってはしびれるようなドラマである。まさに「たまらんぜよ…」

日本が世界に出ていく幕末から明治という時代を、一人の才たけた商人の目を通して見詰める。この点が面白い。
天下の三菱財閥を築き上げた「岩崎弥太郎」という土佐の下級武士が、龍馬をはじめ多くの若者が命をかけて奔走する様子を、冷静に観察。常にそろばん片手に世の中を動かそうとする側面。

刀を振り回す武士達を「能なしの棒振り」とあざ笑いながら、何故か龍馬の生き方に惹かれ、龍馬も弥太郎の才能を高く評価する。
そんな、異なる二人が世の中を変えていく毎週日曜日。楽しみだ。1週間の早いこと。

       ( 写真: 「龍馬伝」NHKパンフ )
コメント (8)
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