「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「午年、神頼み」

2014年01月03日 | つれづれ噺

 

正月三が日が、珍しいほどの暖かさと穏やかな好天に恵まれた。
干支でいう午年の今年は、6順目の当たり年。何はともあれ初詣に出かけた。
混雑するであろう元日を避けて、二日の初詣ではあったが、長蛇の列は避けられなかった。

恩恵が末端までは届き切っていないと言われるアベノミクスであるが、何かしら景気回復を予感させる世論に後押しされるのか、人々の神頼みには続いていた。

かくいう小生も、72歳の誕生日を前に、少しでもいいことがあるように、当たり年の神頼み。
お札(おさつ)で神棚に祀るお札(おふだ)を授かってきた。そしてちっちゃなお馬さんのお守りもゲット。
別に何をどうというわけではないが、年の初めの験担ぎ。先ずは自らの健康を願い、家内安全や孫たちの息災に何らかの貢献ができるよう、欲張った二礼二拍手一礼を神前に捧げてきた。

振り返れば、午年に生まれたこの身ながら、必ずしも干支の通りにはいかなかった。
そんな反省も踏まえ、元旦に向けてこんなことを考えてみた。恥を忍んでご披露しておこう

 『 お灯明を上げ、打つ柏手になぜか例年以上に力の入るお正月。
  賀状には様々な表情のお馬さんが新春を祝っている。
  ここにも一人、干支6順目を迎えたお午さんがいる。
  高らかなファンファーレに乗って登場し、大観衆の前で
  G1レースを駆け抜けるサラブレッドにはなれなかった。
  白い息を吐きながら雪深い山で働く木こり馬ほどの馬力もなかった。
  華やかさや力強さとは縁遠い、地道でたおやかな生き方ではあったが、
  二人の子供を授かり、4人の孫に恵まれた。
  今年も無病息災を神頼みしながら「無事これ名馬」といわれる生き方を目指して。 』

コメント (4)
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