選挙カー日本列島を走る。
あれよあれよという間に今年も10日余りを過ごした。
その間いったい何をやったのだろう。それらしいことをしないまま時間だけが流れたのかな。
いやいやそうでもない、今年の一つの課題に向けて下準備に怠りはなかった…と言いたいところだが、他人に優しく自分に厳しい自己採点をしたら、はてさて何点?多分及第点までは届かないのだろう。
梅のつぼみはだんだん膨らんでくるこの時期は、一年中で最も寒いといつも思っている。
寒さに強くない小生、何かにつけて腰が引けてしまう。目標作業に向かって思い切って腰を上げるまでに少しの時間がかかる。決して歳のせいなどと安易な逃げは打たないが、重い腰が上がりにくいこの頃ではある。
そんな、やや自堕落な時間を過ごすお馬さんに、ムチの一つも当ててくれようという大きなニュースが日本列島を縦断し、ぼや~っとしている脳みそをいやが上にも引っ掻き回してくれる。まるで「世の中の動きをちゃんと注視しんさい!」と叱ってくれているような。
そう、重要な地方の重要な首長を選ぶ選挙が目白押しであるということ。
東京都知事。沖縄、名護市長。そして我が住む山口県知事。
それぞれの事情を抱えた重要な選挙が待ったなしの状況となっている。
どうかすると、国政以上のウイークポイントを握るかもしれない選挙。つまり、我が国の安全保障政策や、エネルギー政策など、将来展望を左右しかねない選挙ということになりそうだ。
・・・ ・・・というようなことを見極める余力を確保しながら、我がなすべきことを着々と、こなしていくしかない。
これを政治家風に言うと、『国民の生命と財産、安定した生活を保障するために粛々と政務をこなしていく・・・・・・』という言葉になるのだろう。
寒い寒いとも言ってられないな~。少し動くことで、身体も頭も温まってみるとしよう。