「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「今年も怒ったり笑ったり」

2016年03月27日 | スポーツ・観戦

         
              勝利した試合終了後、選手・スタッフが整列してファンに一礼

甲子園を沸かす高校球児の選抜高校野球に始まった今年の野球界。
プロ野球公式戦はセパ両リーグともに、3月25日という異例の速さで開幕を向かえ、今日は開幕カードの3試合目となった。
球場全体を真っ赤に染めた、マツダスタジアムでは、横浜DeNAを迎えての3連戦。なんとか2勝1敗と勝ち越した。

昨年は同じ横浜との開幕戦、敵地で3連敗のスタートであったことを思うと、今年は少し違うのかな。
などと甘い考えをするととたんに、ため息連続の腹立たい弱さを見せたりする。所詮、底力という点ではまだ物足りなさが目立っている。
それにしても、球場を真っ赤に染め、超満員に膨れ上がる観客席から、怒涛の如き声援が沸き起こる熱気は一体何なのだろう。

地元を愛し、カープという球団を愛し、CARPのユニフォームを着る選手一人ひとりをこよなく愛している証拠なのか。
それとも、広島という土地柄で、団結意識や身内応援意識が他より強いのかもしれない。
兎に角カープファンは皆さんお元気である。お金持ちでもあるような。
1試合3万人の入場者として、入場料だけでおよそ7500万円が球場に入る。それに弁当・飲み物・おつまみ代等はプラスαの収入。
一体ひと試合に一人がどのくらいのお金を使うのか」。まあいい、無いものがやっかむことではない。ひいきの球団に金を使うのになんの惜しむところがあろう。というのが本当のファン気質とでもいうのだろう。

昨年はクライマックスシリーズも逃すほどの、尻すぼみ。今年はマエケンが抜けた分、総合力はさらに低下ではないか。
などと厳しい評価をする解説者は多い。正直、アタシ自身もそう思う。なのに、ファンの熱気は昨年に勝るとも劣らない。
怒ったり泣いたり、たまに笑うペナントレースになるのだろうが、ファンの大方の期待通り25年ぶりの優勝を期待したい気持ちもあるにはある。
但し、今の選手層、スタッフの顔ぶれを見ると、「間違いなく優勝」などと大声では言いにくい。

なんだかんだ言いながらも、カープのテレビ中継が始まれば、何はおいてもテレビの前に陣取り、何にもしてくれなくなる。とひんしゅくを買う。
それでも、怒ったり、嘆いたり、途中でテレビチャンネルを替えたり、時に笑ったりしながら、8月の終わりごろまでは必死の応援をするのだろう。

選手も監督・コーチもご苦労様。だが、ファンはもっとご苦労サマ。大金を払ったうえに、負ける口惜しさ、腹立たしさをグッとこらえてまた明日。
そろそろ、本当に優勝の美酒を味あわせてみてよ。「田中・菊池・丸・ルナ・エルちゃん・天谷・会沢・投手」頼むよ~~。

 

 

コメント (4)
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