「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「右肩上がりに」

2017年06月26日 | スポーツ・観戦

                      

広島を拠点とするローカル紙「中国新聞」に、プロ野球公式戦の後半戦日程表が織り込まれていた。
もちろん、広島カープの日程は他とは全く異なる扱い。太字を使い、その字は相手チームによって色分けされている。
カープファンにとっては、極めて見易く、解り易い日程表となっている。

そんな、7月1日~10月1日までの後半日程表を、いつでも見られるように電話機の横に貼り付ける。
その貼り方が、熱烈なカープファン気質の一端を表わしているのか、常なる願望がつい態度に出てしまう。
横はちゃんと水平に、縦は柱に沿わせて垂直に、と思って貼っているのにな~~。

「じいちゃん、日程表がねじれとるよ」と、8才になったばかりの小2の孫が指摘する。
「エッ?ねじれとる?」とか言いながら、決して治すことはしない。シーズンが終わるまで、このままねじれっぱなし。
何故なら、貼るときに「真っすぐ貼ろう」という気持ちの奥の方に「少しだけ右肩を上げて貼ろう」という意識が働いているのだ。

その気持ちは昨年も全く同じで、かなり右側を高くして貼った。そのお陰か、後半にかけてカープの強かったこと。
29年ぶりのリーグ制覇をもたらした。緒方監督の歓喜の胴上げを一緒に感動し、愉しんだ。
今年は、昨年の忘れ物「日本一」を取り返すべく、し烈なペナントレースを戦っている我らがカープ。
特に地力が問われる、夏場から後半にかけて益々右肩上がりの成績を残してくれるよう、願掛けの右肩上がりである。

「ボクも野球をやるんなら、しっかり基本練習して、今日より明日、夏より秋の方が上手になっていくこと、それが右肩上がりというんよ」と教え、「だから練習は大切なんよ……」とジジの講釈を垂れるのである。

交流戦明けの阪神戦。お天気の気まぐれで3連勝は逃がしたが、2勝0敗は幸先よし!!
このまま、少しずつでいい、右肩上がりの成績を残すよう、日程表を見るたびに「今日も頼むぜ」とつぶやいている。

 

コメント (2)
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