「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「大雨洪水警報発令」

2018年07月07日 | ニュース・世相

 
 2018.7.7 AM9:10 濁流に洗われる錦帯橋橋脚           普段の穏やかな錦帯橋河原  

                                 
                                              もう一つおまけに、黄金に輝く錦帯橋

2日前の木曜日。子供たちが学校にたどり着いた頃から降り始めた大粒の雨。
断続的に降り続くこと40数時間。ときに傘も役に立たない猛烈な雨。土砂降り。豪雨。バケツをひっくり返したような雨。
表現は色々だが、よくも降ったものだというほど降った。降り続いた。

比較的雨量の少ない海岸線でこの豪雨だから、山間部はさぞかし・・・と思っていたらまさしくその通り。
錦帯橋の架かる錦川の源流に近い「らかん高原」あたりは、早速ニュースに流されるほどの集中豪雨であったらしい。
錦川沿線を中心に市内各地に避難勧告が再三出された。避難を呼びかける、連続20回に及ぶサイレン吹鳴は昼夜を問わず、防災スピーカーから鳴り響いた。

これほどのけたたましい経験は初めてのような気がする。このように避難勧告は早くから出されてはいても、結果的には川の氾濫や山崩れによる土砂災害では、生命や財産に大きな被害をもたらした。
確かに避難勧告の緊急放送や呼びかけはあっても、いざ腰を上げるとなると案外抵抗を感じることになるのだろう。
「我が家は大丈夫」と思いたいし、この程度の雨なら、などと自然の猛威を甘く見る感情がある。それが理解できるだけに、後悔がつきまとうことになるのかもしれない。

それに、自宅から遠く離れた避難所に出かける勇気が要る。そして避難所に通う通路の安全の確保も要る。
「避難勧告」とは、意外に難しさを秘めた行政連絡ではある。

昨夜から今朝にかけて、東京や埼玉、その他近くの友などから多くのお見舞いメールなどを頂いた。
先ずは感謝の気持ちと、大事にならず無事元気であることをお伝えしたい。

今朝9時過ぎの錦帯橋の映像をテレビ画面で確認した。あと1mも水位が上がれば、石組みの橋脚を越えて錦帯橋の木造部分に達する恐ろしい映像である(上段左側)。普段は河原からは見上げるほどの高さなのに(上段右側)。
錦帯橋流失という騒ぎは回避できたようであるが、市内はもとより、全国各地で被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
そして今日は七夕。願いを短冊に込める日。ならばこそ「一日も早い普段の生活復活をお祈り申し上げます。」 

コメント (2)
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