色々悶着のあった、東京2020オリンピック・パラリンピックの聖火リレーがスタートした。
やると決めたのならもうなりふり構わず一直線。何が何でも、世界を驚かせるくらいの気概と勢いをもってやり切るだけ。その気概が持てないのなら思い切って退散すべきだ。どっちつかずが最もみっともない、惨めな結果を招く。と心配する。
ただ、オリンピック景気を宛てこんで投資した業界にとっては、外国人客の受け入れ制限はまたまた大きなリスクを背負い込むことになるのだろう。
そんな我が国の近未来に夢は託せるのだろうか。直接的な関係など何もない小生のような人間でさえ、不安を覚える。コロナというとんでもない災いに見舞われた今、難しい選択ではあるが、「今さら引くに引けない」というのなら、その覚悟でやりきるしかないんじゃないかねー。どっちにしたって必ず反対者はいる。腰が引ける弱みがあるのなら、「辞めてしまう」のもまた勇気である。
そんな中で始まった聖火リレー。参加予定者が辞退するのはなんでじゃろう。「しまった、参加しとけばよかった」などとならなければいいが。この次の聖火リレーなんて順番的に回ってくることはないかも知れないのだから。
そんな中で、無観客か入場者数をどこまで制限するかなど、こちらも悶着あったプロ野球が、収容人数の50%入場でペナントレースをオープンする。明日から。
カープOBの解説者は一様に「優勝はカープ」というが、そんなに甘くはないと思う。が、そこそこいい線行くのではないか、と期待する。
そりゃそうだ、阪神ファンだって巨人ファンだって「オラがひいきのチームが強い」と自慢したくなるのは今のうちだ。始まる前から「ダメかも」なんて言ってたらファンではなくなってしまう。勝って大喜び、負けてガッカリ。この気持ちの抑揚と、明日に賭ける期待こそが「今を生きている証だ」など呑気なこといっていられるかどうか。
兎に角明日の開幕戦は期待大である。開幕投手大瀬良の力投と、泥臭くてもいい、何が何でも相手より1点多く取って勝って欲しいものである。明後日土曜日は孫君の全国大会応援もある。カープの行方も含めて、明日のブログに期待である。