まさに茹だるような暑さの毎日ですが、やぶにらみ随筆をご訪問頂く全国の皆さまには、お元気にお過ごしのことと拝察いたします。
ここ岩国の名勝錦帯橋が架かる錦川では、夜空を焦がすかがり火が川面に映える幽玄の世界「錦帯橋鵜飼い」が繰り広げられています。今宵は川面を渡る涼風に揺れる屋形船に身をゆだね、冷たいビールで喉を潤す鵜飼い遊覧にご招待いたします。せめて一刻の涼を味わって頂けると幸いです。
ただ、カメラはそこそこなのですが腕の悪さは隠せません。日頃のお付き合いのよしみで、どうぞご寛容ください。
夕闇迫る錦帯橋や鵜飼いを見下ろすライトアップの岩国城 鵜飼い本番前の夕涼み遊覧に出かける屋形船
五連アーチの錦帯橋一橋・二橋の下に集結する屋形船 間もなく、烏帽子・腰箕の鵜匠が乗る鵜飼い船が登場
屋形遊覧船を1列に並べ、その周辺で鵜飼いの実演、鵜が潜りアユをくわえて上がるたびに遊覧客から歓声と拍手が送られる。
いよいよクライマックス、二艘の鵜飼い船が次々に捕れたアユを屋形船に投げ入れる。
ここまで、少し離れた錦城橋の上にカメラを構えて、錦帯橋鵜飼いをご覧頂きました。暑い日が続く中ですが、またひとつ気合を入れて元気に過ごしましょう。 そしてちょっと目を移すと川辺の一角では、夏休みの子供たちが花火に興じていました。これぞお口直しのおまけです。