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「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「医師の守備範囲」

2023年08月29日 | つれづれ噺

                  
                       腱板断裂の図(丸の囲み)

左肩の不調が気になり始めて間もなく、患者さんが比較的少なくて待ち時間が計算できる某整形外科に行った。確かな病名は告げられないまま「患部に痛み止めの注射」と「痛み止め飲み薬」の治療が約半年続いた。
あまり改善の傾向が見られないので看護師現役の娘が推奨する、行列の出来る整形外科医へ変わった。初診ですぐにMRI検査を受診を。その結果今度は広島西医療センターの専門医を紹介された。

「左肩腱板断裂」との診断名で修復手術を受けることになった。それが2021年11月15のこと。その後定期的なCT検査・MRI検査を受診。同時進行でリハビリテーションにも通い続けた。あれから1年9ヵ月の歳月が流れた。
それでも今なお、手術執刀の担当医の定期検診は続く。今日は2ヵ月ぶりの可動領域確認検診に行って来た。

今日の検診でやっと診察の終わりが見えた感じ。担当医師から「次回は11月にCTを」「12月初めにMRIを」予約して頂いた。これで手術から丸2年間お世話になる。私の目に入っただけでも同じ腱板断裂手術を受けた人が何人いただろう。月に4人いたとしても100人に及ぶ。その人たちを丸2年間、経過観察をしながら異常の有無を追跡調査するその根気とパワー。医師の責務と言ってしまえばそれまでだが、実際は大変な労働力を要する。
ご苦労さま、お世話になります。検査で出かけるたびに深々と頭を下げて診察室を出る。

肩の痛みが日に日に薄れていくぶん、医師に対する感謝の念が日に日に深くなって行く。

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