「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「夢半分」

2010年02月13日 | 趣味・・エッセイ
待望のNHKのど自慢予選会。今日、目一杯のステージを相務めました。
残念ながら、夢半分で終わりました。
というか、2月の頭から今まで、ワクワクしながら楽しい夢を半分見させてもらった…と喜んでいます。

多くの方から期待を込めて多くの応援をいただきました。
涙が出るほど嬉しかっただけに、本番に出られなくて申し訳ない気持ちですが、本人は、夢を半分でも叶えてもらった、つまり、予選のステージに立って、一応自分の想いを込めて歌ったということで満足していることをご理解下さい。

250分の20。狭き門、でもとっても楽しかったことだけは間違いありません。
もしこんなチャンスがあったら、皆さんにも是非是非お勧めしたい感動であはあります。

多くのご声援、本当に有難うございました。
明日の本番に出ないことを、出来るだけ早くお知らせしたくて、取り急ぎのブログになりました。
あらためてゆっくり感想をしたためます。  悪しからず。
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「獄(ひとや)に咲く花」

2010年02月12日 | 旅行・レジャー
         

音もなく降る雨…と言われる春雨とは似てもにつかない、バリバリ音を立てて降る大雨の建国記念日の昨日。
土曜日の予選を思うとそれほど余裕があるわけではないが、気分転換、久しぶりの映画鑑賞。

NHK大河ドラマ「龍馬伝」でまたまた脚光を浴びる坂本龍馬を中心とした幕末から明治維新を駆け抜けた若者の群像。
その先鞭をつけたともいえる長州の先鋭的指導者「吉田寅治郎(松陰)」の、生涯一度の恋物語を描いた作品。

全国封切りに先駆けて、山口県内先行上映とあって、40人近いお客と一緒に観た。

一旦投獄されると生きて娑婆を見ることはない…と言われる野山獄。
黒船乗船計画実行後、長州に召還され投獄された寅治郎が、お国の改革を声高に叫ぶ一方で、同じ獄に囚われの身の女性を好きになっていく…。
女性は、自らの命など全く考えもせず世直しを唱える寅治郎に惹かれていく…。

原作は、山口県下関市在住の直木賞作家、古川薫氏「野山獄相聞抄」。
吉田松陰生誕180年を記念して制作された映画。一見の余地有り。

        ( 写真: 「獄(ひとや)に咲く花」のパンフ )
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「少~~し緊張…」

2010年02月11日 | つれづれ噺
いよいよ明後日に迫った運命の日。 ……ちょっとオーバーか…?
土曜日11時30分、NHKのど自慢予選受付開始。見事予選通過したら本番が日曜日。
上がったりはしないだろうが、心中穏やかならぬものはある。

この期に及んで何をのたまう、自分でまいたタネではないか、と自分をちょっとだけ叱ってみる。
“吾亦紅の方がよかったんじゃない…?”などと言われると、ウーンそうだったかも…と思ってみたり。
“父子(おやこ)じゃないか”歌い出しがインパクトに欠けてるよな…それに結構難しい歌だったな~などと思い返したり。

しっかりCD聞いて、反復練習。やればやるほど、そこにもここにも未熟さが見えてくる。
こんなはずじゃーなかったのに…と思い返し修正かけようとすると訳が分からなくなる。

ヨシッ!予防線も言い訳もここまで!!。

このページに愚痴や不安をしっかり書き残し、頭の中も胸の中も空っぽにしよう。
そしてダメ元。一曲200円払って歌うカラオケスナックのステージを思い起こそう。

あの場所では、聞く人はともかく、マイクを握っている自分はスターになったような気分で心地よかった。
何はともあれ自分が楽しく……。これしかない。

と、吹っ切ったところで、『エントリーナンバー194番』“イックヨ~~~!!!”
コブシを突き上げるくらいのパフォーマンスで玉砕してこよう。
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「退路を断って…」

2010年02月09日 | つれづれ噺
「11月目標に岩国検定試験」大きな見出しで中国新聞に掲載された。

1月27日に実施した「岩国検定キックオフミーティング」の様子を写真入りで報じている。
嬉しい反面、『いよいよ来たか、やるしかないな、今更投げ出されようか…』という色んな思いが交錯する。

先行他都市の物真似に終わりたくない。独自色を出したい。多くの人に興味を持って参加して欲しい。などなど夢や理想は大きい。
それだけに底知れぬ大きな難問・課題も見え隠れする。一つ一つ確実に乗り越えながら結果を出す努力以外にはない。こうして新聞公開された。当面は一紙だけだが、やがて全国紙が取り上げてくれる約束も出来ている。

簡単ではない。よーく分かっている。でも誰かがやらなきゃ始まらないことに手を付けたのだ。大きなバックボーンは期待できそうもない。ならば、リーダーを中心に我々の足と汗と知恵で、多くの賛同者を得、検定試験実施に漕ぎ着けるしかない。

言ってみれば今日の新聞発表は、我々の決意表明であると同時に「退路を断たれた証明」でもある。
と言うと悲壮感が先立ちすぎるが、決してそうでもない。
こういったものは楽しくなければやっていられない。新聞の写真の通り、笑いながら、しゃべりながら、楽しい議論を闘わせ、前進あるのみなのだと思う。
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「待ってましたっ!」

2010年02月08日 | 季節の移ろい・出来事
心待ちにしていたもう一つの春の訪れ。
二階の窓から見える雑木林の枯れ木に、大きなアオサギが2羽でやってきた。
仲睦まじくゆったり羽根を休めている様子は、夫婦いやつがいに違いない。

昨年の春、最初に彼らに気付いたのが3月24日。
それから考えると今年は1ヶ月半も前から観察することになる。ワクワクの毎日になりそう。
止まっている場所は去年とほぼ同じ、地上10㍍くらいのヒョロヒョロっと伸びた栗の木。
と言っても今は葉っぱが一枚も残っていないまるっきりの枯れ木である。
今日はまだ巣作りの準備でもないようだ。単なる視察かな。今一度外敵などの襲来状況など護身偵察かもしれない。

昨年のヒナの巣立ちは6月22日だったから、向こう4ヶ月あまりカメラレンズや双眼鏡を通してお話しできる。
特に今年は、新鋭カメラに300㍉の望遠レンズ。かなり鮮明な画像が撮れるかな。
カメラはいい、問題はやっぱりウデか…。

今日初めてみる今年のつがい、見るからに若い感じがする。昨年成鳥となった2羽なのだろうか。
でも去年は3羽飛び立った。後の1羽はどうしたのだろう。
ま、いいか。今年もアオサギ夫婦の、巣作り・子育て奮闘記を楽しもう。

      ( 写真: 姿を表したアオサギのつがい。羽根の色が見事にくっきり )
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「明日は我が身か…」

2010年02月06日 | 趣味・・エッセイ
          

我々の身の回り、つまり世の中には思いがけない出来事が色々あるものだ。
嬉し涙をぬぐいもせず、喜びを身体全体で表すこともある。
一方で、唇を噛み当面の課題とどう取り組むか思案に暮れることもある。

喜びばかりの人生を送るに越したことはない。が、誰に聞かずとも分かるように、世の中そんなに甘くない。
かといって、目の前真っ暗という状態ばかりが長く続くこともない。
何故なら、人間は強いのだ。真っ暗な状態に長くいると、目も感覚も暗闇に慣れて少しずつ周りが見えてくる。その時を待って明るさを求めて這い出ればいい。

しかしそれさえままならぬこともある。
ある日突然、身体の異常を医師から告げられた場合など、どうやってその事実と向き合って行くのか。ひしがれた気持ちをどうコントロールして立て直すか。他人事では済まされない。

親しい友や近しい人がそんな立場に追い込まれたとき、どんな手助けが出来るのだろう。どんな激励の言葉を贈って上げられるのだろう。普段は気安く軽口を叩きながら談笑出来て、気持ちが通じ合っていると思えるのに、イザとなるとおのれの無力を知ることになる。
言葉少なになる。

ただ自分にも出来ることはある。神様仏様に祈ることである。何が何でも事なきを得るように、と。

明日は我が身だ。今はなんともなくても、経年劣化という問題は避けて通れない。
その時のために、自分自身を慰める言葉を探してみたいが、やはり見つかりそうもない。








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「寄らば大樹の…」

2010年02月05日 | つれづれ噺
先日、所用で下関へ出かけた。途中、川棚温泉郷を通過する。
湯に浸かるほどの時間もなく、名物の「瓦ソバ」を昼食にして先を急ごうとしたら、「川棚大楠の森」という看板がふと目に入った。

カーナビのお陰で順調に走り、目的地はすぐ近いことが確認できていたので、ちょっと外れて急遽「大楠の森」をたずねた。

大正11年、内務省告示により「天然記念物」に指定されただけあって、それはそれは神宿るほどの楠の大樹が、天に伸びるというより、その地にどっかりあぐらをかいて御座った。
樹齢は1000年を優に超えるという。

樹幹周囲11㍍、樹高21㍍、樹枝の最長27㍍に及ぶ、それは見応えのある大樹。
寄り道をした甲斐があった。

         

そう言えば若い頃、就職などを選択するときに「寄らば大樹の陰」などとよく言ったものだ。
別段、楽をしようと思ったわけではない。ただ発展途上にあった産業界で、中小企業の不安定さが目に付いた。そんなことからもっともらしくそのように考えたのかな。

今、自分たちが立ち上げようとしている「岩国検定」という大目標を追いかけるには、経済的にもネームバリュー的にも、大きなバックアップ、つまり大樹の陰を欲する気持ちが生まれるかも知れない。
それらを欲しがらずに、自分たちの持てる力を最大限に発揮し、市民の関心だけを精一杯集めることを目指している。
我々の培った物が千年とは言わないが、少しでも長く記憶に残ってくれることを願いたい。

    ( 写真: 下関市豊浦町にある天然記念物、大楠の森 )
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「手作り」

2010年02月04日 | 季節の移ろい・出来事
節分・立春とくれば、この地方ではまさに春は目の前となる。
梅がほころび始め、水仙が芳潤な香りを放つ、沈丁花のツボミはふくらむ…。

思い起こせば一年前の昨日・今日…孫のカー君にせがまれて、3泊4日東京タワー見物に出かけていた。
幼稚園年長組6才だった彼が今、小学校1年生の3学期。
早春の青空に突き刺さるようにそびえる東京タワーを初めて目にした、あの時のインパクトは、今も気持ちの中に焼き付いているようだ。

そんなわけで、昨年の我が家はに「鬼は外~~福は内~~」の声は響かなかった。
今年はもう一人孫が増えた賑やかな節分を我が家で迎えた。
節分・豆まきといえば、吉方(恵方・えほう)巻きなどと、巧みな商売上手に乗せられて
巻き寿司が飛ぶように売れるという。

我が家も二人っきりなら買った方が安上がり。ところが、孫親子の分やらセガレなどの分まで合わせると、出来合いを買うわけにはいかなくなる。となれば、午後から夕方まで手作り巻き寿司製造に追われる。大量の出来上がり。

子ども向けにはツナやカニカマを使うマヨネーズ巻き寿司。我々大人用には、オーソドックスなかんぴょう・ゴボウ・あなごなど7品を芯に巻き上げる。イワシも痛快丸かじりが出来るよう圧力鍋で煮込む。梅干しとショウガの味付けがたまらなく巻き寿司と合う。

手作りは間違いなく我が家の味。やっぱりウマイ。台所へ立ちっぱなしの山の神に、節分の豆をソーッと投げる。福は内~~。

         ( 写真: 手作り・我が家の味 恵方巻き )
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「市民活動の集い」

2010年02月02日 | つれづれ噺
 『まないたに 切るトンカツや 春隣』   小川軽舟 (2月2日毎日新聞)

「春隣」は春がすぐそばにまで来ているという季語となっているという。
たったの二文字なのに、すっごく夢を描かせる素敵な言葉ではある。
来年は人より先に使うぞ~。

岩国の市民活動団体による一大イベント「市民活動カフェ」が開かれた。
この行事が終わると、まさに「春隣」岩国の春もすぐそこまでやって来る。

いわくに市民活動支援センターに登録された団体の数は70グループを優に越す。
そのうちの39団体が、一堂に集結。狭いながらもそれぞれのブースを飾り付け、独自色を出しながら、グッズの販売や、活動内容の説明、PRに余念がない。

このように見ていると、岩国の市民活動そのものは決してみすぼらしくはないと感じる。
しかし何かもう一つ食いたり無さが残る。何のだろう。
個別のグループ活動はそれぞれ知恵をしぼり、独自のノウハウを持ち、創意工夫もなされている。

それぞれが個別に小規模で独立しているために、横の連携に少し行き詰まりがあるのかな、もっともっと統廃合して培った知恵や工夫を凝縮させると、団体数は減っても内容のある大きな市民活動のうねりになるのではないか…などと勝手な思いが頭をよぎる。

そこで、これから我々が強力なリーダーを得て、新たな市民活動を展開しようと試みている。
市民感情を地元岩国に目を向けさせる大きなうねりとなるか、闘いは始まったばかり。
「春隣」この言葉が遠く離れないよう、周到な準備を積み重ねなくては……。

      ( 写真: 市民活動カフェでごった返す来場者 )

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「思い出作り」

2010年02月01日 | 趣味・・エッセイ
物好きだね~~と笑われそうなことをやらかしてしまった。

まさか当たりはしないだろう…が、出してみけりゃわからない…とばかりに、12月半ば往復葉書をしたためて申込みをした。NHKのど自慢出場を試みたのである。
このほど「予選会ご案内」という返信はがきが届いた。兎に角予選へ出ることになった。

何をどう考えて応募したの???と聞かれれば、答えは一言。『思い出作り』これしかない。
大衆を前にしてステージで歌を歌うなどという大それたことは、後にも先にも一回こっきり……と思い込んで応募した。
ところがよ~~く思い出してみたら、半世紀も前の若かりし頃、民間ラジオ放送の「ふるさとの明星」という、田舎に埋もれた歌上手を発掘する番組に、同級生の女子にそそのかされ、おだてられて、仕方なしステージで歌った昔を思い出した。

結果は??聞くだけ野暮よ。それ以来一貫して、歌というのはお金を払って歌うもの、ギャラをもらって歌ったことは自慢じゃないが経験ないねー。
というわけで、今回も枯れ木も山の賑わいだと思し召せ。本人が一番よく心得ている。

天下のNHK、色んなルールがある。予選が250組に対して、本番のテレビに流れるのはわずか20組。競争率が高すぎてとても予選通過は無理だろう。しかも歌唱力だけを競う番組でもない。

せめてもの慰みは、応援者してくれる人が出場番号194を見て「行くよっ…っていいじゃん!」などと言ってもらえて少しその気になったりして……。
兎に角遊びだ。この忙しい時にまあ~という声を尻目に、あと2週間、練習してみるか…。

         ( 写真: NHKから届いた「予選会のご案内」 )
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