畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

山雪と里雪と

2012-02-03 04:35:35 | 風景

 昨日の写真です。私が除雪する駅の駅名表も時々雪を払ってあげてもこの通り。
積雪は2.5メートルは遥かに超えたようです。

 連日テレビで大雪の様子が報道されていますが、この辺りは驚くほどでも有りません。
これ位の雪だったら、平年並みか、それ以下ですよ。

 でも、昨日、駅の周りの雪況調査に来た後輩に聞くと、「湯沢は凄いですよ、
毎朝40センチくらいの新雪が積もっていますよ」なんて教えてくれた。

 どうも典型的な「山雪」の様子を呈しているようです。
それでは何時も山の中の暮らしと強調している我が地域になぜ少ないのか。
我が家よりももっと上信越県境に近い山沿いから見たら、この辺りも「里」なんですよ。

 例年「山雪」にも、そして平地中心の「里雪」にも律儀に付き合い、
上越線沿線でも有名な豪雪地帯となる我が家辺りなんだけれども、今年は少し様子が違います。


 駅の跨線橋除雪二回目です。
全員が命綱は付けているけれども、見ていても怖いほど。


 これは信号機器室かな、一度も雪下ろしをしない屋根です。
左の建物は自然落下式の屋根だけれども、滑り落ちた雪で埋まりそう。


 駅前の公衆電話ボックスは半月以上も雪にすっぽり埋もれ行方不明状態でした。
一昨日、除雪を請け負ったらしい女性が二人で来て掘り出しました。


 駅前広場の駐車場越しに見た、旧国鉄宿舎です。
潰れる心配も無いとは思うけれども、あまり溜めると庇が折れるかも。


 我が家の裏も、うっかり地下水の散水を止めていたら、こんな状態に。
もっと放置すると、完全に雪のトンネルとなり、散水も下の雪の穴の中を溶かすだけに。


 そこで、晴れ間の雪が滑り落ちない頃合いを見計らって雪を削り落しました。
こうしておけば一安心。でも、この雪の山も五メートルを超え、
我が家の後ろの風景は、キッチンからは全く見えなくなってしまいました。


 こんな大雪の中でも健気に生きるセキレイです。
ハクセキレイだけかと思ったら背黒セキレイも餌を食べに来ます。

 私の姿を見つけると、どこからともなく飛んできます。
すぐ近くまで来て、マックスのご飯を分け与えると、少しの距離持ち去って食べる。
先日はカラスも二羽来ていました。生き物すべてに厳しい雪国の冬です。

 昨日は猛烈な吹雪でした。でも、夜半にはその吹雪も治まった模様。
とすると、今度は雪ですよ。表には4~50センチの新雪が積もっているみたい。
さて、そろそろ暖かな炬燵にさよならして表の雪掻きに出ましょうか。
コメント (2)
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