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二月三日は久しぶりに青空が顔をのぞかせた。
屋根越しに「越後駒ケ岳」が白く光ります。
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マックスと久しぶりに夕方の散歩に出た。
雪に覆われた「越後駒ケ岳」の山小屋付近はきっと五メートルを超える積雪でしょう。
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歩道が「雪の回廊」状態になっている。
これでも、右側の車道と歩道の間の雪の壁は、一度除雪されている。
左側は普段は水田の平原ですが、壁が二メートル半を超える。
雪の回廊の向こうに「越後駒ケ岳」。
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散歩道の折り返し地点「マックス!もう帰ろうよ」と声をかけると不満そう。
でも、強くリードは引かなくても、未練がましくも、諦めて帰り始める。
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先月の28日の夜は所属する「山の会」の新年会。
十人余りの男性メンバーに、女性メンバーの出席は二名のみ。
今年の山行計画の相談と銘打った新年会ではあるけれど、
酒飲みの山男たちに、女性メンバーはおそれおののいたようです。
さて、山行計画の話題もどこへやらで、酔いの回ったころに歌詞のコピーが配られる。
六十歳を超えたメンバーが多いのだけれど、やはり、昔歌った歌が忘れられないようです。
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定番の「雪山賛歌」に続いて「色は黒ても」なんて歌も飛び出す。
アレッ、どうして「サーカスの歌」なんて有るの?
独特の節回しで力を込めて歌い、合唱をリードする、
大先輩は本日は町内会の新年会に出席とのことで欠席。
何時もよりも少し静かな新年会だったなー(笑)。
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我が、「山の会」の「会の歌」とでも言うべき「巻機小唄」の大合唱でお開きです。
冬季は巻機山の登山口「清水」までの国道が雪に閉ざされ、
定期バスによる通行も無くなってしまう時代から、先輩たちは「巻機山」に登り続けた。
山の宿、民宿の「やまご」さんが山の会の定宿であり、
「年始」と称して冬場に訪れる際は、魚の干物などを背負い、雪道を歩いて行ったとか。
「巻機山」は冬に登らなければ登ったって言わないの。なんて言われ続けたけれども、
残念ながら一度も巻機山の冬山登山は参加せずに終わってしまったようだ。
先輩たちはスキーを担いで六時間余りかけて山頂にたどり着き、
スキーの名手はそのコースをわずか三十分で滑り降りていたとか。
吹雪に近い雪降りの夜だったが、有志と言うか、飲兵衛たちはもう一軒はしご酒。
私も付き合い、最後は4キロ近い道のりを、遭難しそうになりながら歩いて帰宅したのでした。