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この前の日曜日、思いがけない人から来訪を告げる電話が入った。
ご主人は実は妻の従兄。電話を下さった奥さんは熱心に畑をなさる、「百菜花ん」のメンバー。
無農薬、低農薬、有機栽培を実践され直売所では味の良さで名前が売れている。
そんな考え方でお作りになった、無農薬、無添加の手作り味噌を、一年間寝かせ、
午前中に口開けをされたと、土産に持ってきて下さったのです。
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それだけでは無く、こんな「三角粽(ちまき)」も大量にご持参。
後で妻は「ウーン、もち米一升分くらいかなー」なんて感心、感激しきり。
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味噌は、一年間の時間を経て、いい色になっています。
早く、食べてみたいなー。うん、お酒のつまみにチョイと舐めてみようかな。
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粽(ちまき)も、寸分たがわずって感じで揃っています。
こちらなんて、付けて食べる「黄粉」まで付けてのお土産でしたよ。
いやー、久しぶりに雪の中で畑談義に花が咲きましたねー。
私はJAが主催する直売所「百菜花ん」の出荷者による事前打ち合わせに出席し、
「今の時代は、無農薬、低農薬、有機栽培又は低化学肥料で作る野菜が主流です。
こんな考えで当たらなければ、ならないがいかがでしょう。但し、この方法だと、
JAの主力商品の農薬と、化学肥料はあまり売れないと言うことにもなりますが」
と、そんな趣旨の意見を皮肉も少々込めて開陳したのでした。
そんな事を臆面も無く、大勢の参加者の会議で真っ先に発言したのでした。
彼女は「あの時の貴方の発言を心強く聞きましたよ」と言って下さった。
その時の組合長(今は経営管理委員長なんて言いますが)の返答は、
「我々は、そう言うもの、農薬、化学肥料が沢山売れるなんて考えは有りません。
皆さんが一生懸命に取り組まれ、周辺機材のマルチシートとかイボ竹が売れたらそれで結構です」なんて、
まー、殊勝なお言葉では有ったのでしたが、実際には私の意見発言なんてなし崩しでしたね。
そして、コメントを交換する岩手は一関市の「霜後桃源記」さんの話を紹介しました。
彼は、大きな直売所で「無農薬」の表示が問題視され、結局表示できなかったとか聞きました。
まだまだ、一般的には、いや、利益追求と楽な農作業のために、農薬は沢山使われているのですね。
「アレッ、もうこんな時間、お父さん失礼しましょうよ」
本当に、時の経つのも忘れるほどに弾んだ、畑、農業の話題の時間でした。
また、これからもお付き合いは続くでしょう。
今度は、おじゃましたい、特に畑の季節に。なんて私たちは言いましたが、
お互いに猛烈な忙しさになる季節にそんなことが実現可能なんでしょうかねー(笑)。