畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

チーズフォンジュが食べたいなー

2012-02-12 04:59:33 | 食べ物

 チーズフォンジュが食べたくなりました。
それも出来ることならば雪の山で。

 そんなことを思う、豪雪の中の今の暮らしです。
これは一昨年かなー、いや、先一昨年かなー、山に行った思い出です。
先ずは、テーブルの上に、山に背負っていく道具を並べてチェック。


 道具のほかは、もちろん料理の材料。ワインは南魚沼産の「越後ワイン」。
左には「ZIPPO」の小型ガスボンベと、小さなガスバーナーが。
そうだ、昨年の水害で登山用具も水浸しになったっけ。今度点検しなくてはならないなー。


 これらをディバッグに詰めて、いざとばかりに出発したのだったが・・・・。
何の手違いだったか、山を登り始めてワインを詰め忘れたことに気付いた。
仕方が無いから、妻と娘とマックスに先行させ、ワインを取りに大急ぎ。


 先行した妻と娘とマックスに追いつき、無事に「チーズフォンジュ」が始まります。
この場所は、特別なところでは無く、なんと、我が家の山の畑の片隅。

 横にクロスカントリースキーが立てて有ります。これを履いて登って来ました。
眼下には、我が家のある魚沼盆地と言うか堀之内盆地が広がります。
そして、流れる大河が昨年大災害を引き起こした、魚野川。


 「フォンジュパン」も中々洒落た色使いでしょう。
これはイタリア製で、長岡の大手通りの「鍋忠」さんで、取り寄せてもらったものです。

 「これを持って、雪の山に登ってチーズフォンジュです」と呟くと、
鍋忠のおかみさんは、「まー、羨ましいー」なんて言ったっけ。


 チーズフォンジュはワインが無くては始まりません。
無事に追いついて届いたワインを開けて、無事にスタートです。
「越後ワイン」でほら、チーズがとろとろになってきましたよ。


 チーズフォンジュを口に含み、雪で冷えた「越後ワイン」をのどに流し込む。
適度に動かし、温まった身体に冷たいワイン。至福の時です。


 ボクもチーズが食べたいなー、なんて真剣なまなざしのマックス。
もちろん、マックスにもチーズはあげているけれど、
これはもちろん溶かす前の冷たいものですよ。


 念願の雪上チーズフォンジュパーテーを終えて帰宅します。
マックスとスベルべトーちゃんの向こうには越後三山も見える。

 今は大雪と格闘中で、何の余裕も無いけれど、
三月に入ったら、きっと天候も落ち着き、安定する日々が来るでしょう。

 そんなことを夢見ながら、今日も雪下ろしです。
きっと、一人暮らしのお婆さんが、心細い思いをされている事でしょうから。
コメント (8)
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