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一昨日の夕方は、久しぶりの猛吹雪。
こんな酷い吹雪の様を「目口も開けていられないような」なんて表現も。
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道路の角から、元気よくぐいぐいとスベルべママを引っ張るマックスの姿。
スベルべママの手にはマックスのお土産が下げられている(笑)。
右下の舗装部分は散水消雪のノズルの辺りです。
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すぐ前の工場も白くかすむほどです。
昔は、冬と言えばこんな日ばかりだったような記憶は、辛い事ばかり覚えているからか。
小学生だった私は、こんな日も一人で下校してきたものです。
あの頃の冬道は、夏場の水田の上を雪を踏み固めて道路にしたもの。
くねくねと曲がった田舎の道も、冬場の雪の上では直線道路(笑)。
こんな地吹雪の日は、そんな雪を踏み固めた道も、吹雪の雪が吹き溜まり、まっ平らになってしまいます。
雪道と外側の雪原の境目も分からなくなり、ズポッと柔らかな雪の中に足を突っ込んだりすると、
冷たい雪がゴム長の口から中に入ってしまって、泣きたくなるほど切ないものだった。
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マックスの背中には雪が付いているけれど「二、三回背中の雪を払ってきたのよ」とスベルべママ。
マックスのヒゲをご覧ください。凍りついているのがお分かりでしょう。
きっと気温は氷点下三度くらい。体感温度はもっと低いでしょうね。
マックス用の足ふきマットも凍りついています。
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さて、寒い日は熱燗でも。って訳にもいかないから冷たい牛乳をグイッと。
最近のマックスは小屋の中よりも、車庫の軽トラの中にいることが多い。
寒かろうと思い、毛布を運転席一杯に広げています。
こんな吹雪の日は、散歩以外はその別荘で日がな寝ています。
マックスも内心は春を心待ちにしているのでしょうね。