グルメなんて気取った事ではないけれど、やはり食いしん坊には違いない。
食事も満足に取れないほど忙しい夏場に比べたら、今は天国のような季節で、妻と二人で食べ物を作る。
妻は本を読んだり手芸をしたり、ケーキを焼いたりの毎日。
私と言えば、パート務めは有るけれど、五時四十分からの仕事とは言え、
二時過ぎには終わるから、これも自分の自由時間が結構取れることとなる。
年老いたためか、難しい本よりもつい、週刊誌とかこんな食べ物の本に走ってしまうことに。
そして、二人で並んでキッチンで食べ物を設え食卓に着くことになる。
高価なワインを選ぶ程の喜びでも無いけれど、ビールにするか焼酎にするか、日本酒にするかと悩む嬉しさ。
食べ物の本も今の季節だったら、美味しそうだと思うレシピを実行することも簡単。
先ずはこの「ピェンロー」を試してみたけれど、河童さんが自慢するだけのことは有りました。
皆さんの食欲を抑えるために、美味しそうな写真は省略(笑)。
でも、この「ねぎ豚」も簡単で美味しい。高カロリーのリスクを覚悟してお試しください(笑)。
これも、材料費も安く、皆が喜ぶ「カリッとジューシー鶏から揚げ」です。
レシピどおりに油温と時間を計りながら揚げたけれども一度目は固くてジューシーと言う訳には行かなかった。
でも、二回目は揚げ時間を変えて見事成功!やはり自分のものにするには一回では無理なのかも。
はいはい、これも一回目は固すぎてただの茹で卵になってしまった「奇跡の煮たまご」です。
茹で時間をレシピよりも一分短くしてみると、見事写真のような出来栄えになりました。
ここまではお試し済みの食べ物で、以下はこれから挑戦したいもの。
これも食材本体は簡単に手に入るけれども、調味料などを探さなければならない。
これも、因果なことだけど夏場は随分出荷もしたイタリアンパセリが今は無い。
でも、一度は試してみたいメニューですね。イタリアでは柔らかくするマジナイに、
「コルク」を使うってところが可笑しいですね。
これも簡単そうですね。
生食用の牡蠣が手に入ったら作ってみましょう。
ラム肉もこの辺りでは中々手に入らない。
ジャガイモ「メイクイーン」はいくらでも有りますけれどもね(笑)。
そして、「獲らぬ狸の皮算用」でも無いけれど、今年こそ「クレソン」の栽培を成功させます。
そんなに手もかからない料理だから、「クレソン」栽培の成功祝いに作ってみましょうか(笑)。
さて、立春を過ぎ、そして二月でもあり冬の厳しさも半分は終わったような気分。
こんな呑気な暮らしも、終わりが見えて来ているような気持ちさえする。
村の役員も辞退届が受け入れられて、今年度いっぱいで引退決定。
でも、年度末を控え、引き継ぎの準備や書類の取りまとめをしなければならない。
そして、農家組合長もなんとか後任を探し出して了解を取り付けています。
春からは村の公的な職務の忙しさからは解放されます。
今まで以上に自分の時間が増えるから、山ほど購入してある「野菜種子」もなんとかなるかも。
なんて、自分で作った料理で酒を飲みつつ思う、楽天家のスベルべです(大笑)。