畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載211「ヨーロッパ学校給食視察旅行」(その2)

2019-09-22 05:49:36 | 暮らし

 あちらの学校も夏休み中が多く、現場は何校も見られなかったようです。

部活のためかなー、一部だけやっているようですが手伝いの生徒も簡単なエプロンだけですね。


 これは本場スイスの「チーズフォンデュ」でしょうか。大きなフォンデュパンですね。


     ヨーロッパ学校給食視察旅行(その2)

 町には学校専門の栄養士が居て、メニューはすべて作られてくる。

メニューにある分からない食べ物は、わたしも手伝ってインターネットや料理の本で調べたりもした。

そして、何よりも気を使ったのは衛生面です。

ニュースで報じられることも少なからずあるけれど、学校給食による食中毒なんて最悪です。


 父の老衰と、それに伴う認知症の症状が出た時にも休まずに出勤していた。

ある日妻の実家に行くと、皆の前でいきなり「日本給食会のヨーロッパ視察があり参加したい」と言い出して、驚かせた。

 私は妻を叱った「どうして、家にいるときに言わなかった」と。

妻の答えは父の状態を見ると、とても言い出せなかったと言うものだった。


 良い恰好しの私は「何をためらっている、チャンスだったら行ってこい。

万が一の事が有ったら、葬式なんて俺一人で何とでもなる」なんて言った。


 かくして、妻は2週間ほどのヨーロッパ給食事情視察の旅に参加することになった。

参加者は全国から集まっていたけれど、事情はそれぞれに違って、

便宜を図ってくれたところも有ったようだったが全くない所も有ったようだ。

           (続く)

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種蒔きを終えてさつま芋掘りに(その2終わり)

2019-09-22 05:33:15 | 

 名人芸で張った自慢の黒マルチは、端だけをスコップで掘り出すとスルスルと剥ぐことが出来る。

春先に作った畝の形が分かりますね。畝建て機で畝を盛り上げ、次に平鍬で頂点を平らに形成したものです。

 

 土もサクサクとして程よい乾燥具合。

でも土が柔らかいとは言っても、指先は疲れ果てて痛みます。

 

 先回お話した、何株かの内に混じる細長い芋。

捨てるには忍びない太さだし、処理に頭を悩まされます。

 

 山の畑から持ち帰ったさつま芋は農天市場に持って行き水洗い。

綿製の「軍手」をはめた手で、ごしごしと洗います。そして大小にここで選別。

 

 乾燥すると鮮やかな赤色も落ち着き淡い赤色に。

コンテナ一箱を丁寧に洗うと30分以上の時間がかかります。指先も疲れます。

 昨日は芋焼酎の原料にもなる真っ白な「黄金千貫」も掘って洗いました。

明日の「グッドフードフェスティバル」の焼き芋屋さんに向けて、さつま芋の量だけはしっかりと確保できました。

         (終わり)

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