あちらの学校も夏休み中が多く、現場は何校も見られなかったようです。
部活のためかなー、一部だけやっているようですが手伝いの生徒も簡単なエプロンだけですね。
これは本場スイスの「チーズフォンデュ」でしょうか。大きなフォンデュパンですね。
ヨーロッパ学校給食視察旅行(その2)
町には学校専門の栄養士が居て、メニューはすべて作られてくる。
メニューにある分からない食べ物は、わたしも手伝ってインターネットや料理の本で調べたりもした。
そして、何よりも気を使ったのは衛生面です。
ニュースで報じられることも少なからずあるけれど、学校給食による食中毒なんて最悪です。
父の老衰と、それに伴う認知症の症状が出た時にも休まずに出勤していた。
ある日妻の実家に行くと、皆の前でいきなり「日本給食会のヨーロッパ視察があり参加したい」と言い出して、驚かせた。
私は妻を叱った「どうして、家にいるときに言わなかった」と。
妻の答えは父の状態を見ると、とても言い出せなかったと言うものだった。
良い恰好しの私は「何をためらっている、チャンスだったら行ってこい。
万が一の事が有ったら、葬式なんて俺一人で何とでもなる」なんて言った。
かくして、妻は2週間ほどのヨーロッパ給食事情視察の旅に参加することになった。
参加者は全国から集まっていたけれど、事情はそれぞれに違って、
便宜を図ってくれたところも有ったようだったが全くない所も有ったようだ。
(続く)