畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

トンネル工事と地盤陥没

2020-11-25 05:41:05 | 暮らし

 調布市の市街地で、道路が陥没しニュースとなった。

地下では東京外郭環状道路のトンネル工事で「シールドマシン」活動中。

 かなりの時間が経過しても、「調査中」とかの話で歯がゆい。

因果関係があるかどうかなんて、話のレベルではないと思うのだが・・・。

 そんなニュース、話題で思い出したのがここです。

広域農道の脇の斜面にある畑の一部が陥没したことがありました。

 

 この直下では上越新幹線の工事が行われていました。

40年以上も前のことになりますが、この地下ではトンネルが掘られていた。

 この地表からトンネルまでは数10メートルはあるでしょう。

実はそのころ、国鉄で土木工事を担当していて、工事中のトンネルも見学。

 ものすごい量の湧水があり、水抜き用のトンネルさえ掘られていた。

湧水なんて当然のことで、そのトンネルの真上には小さい川があったのです。

 その小さいながらも清流でヤマメ、カジカなどが育っていたのだったが。

川の水が干上がり、それらの貴重な清流に住む生物は壊滅してしまった。

 調布市のトンネル工事で採用されている「シールドマシン」ではなかった。

この地域独特の砂利層主体の地層が引き起こしたのだ。

 トンネル工事には事犯の陥没事故などつきものなのですよ。

リニア新幹線に静岡県が反対しているのも頷けます。自然環境は大切なもの。

 いくら、国交省やJRが環境に影響は与えないなんて言っても嘘です。

この時代にわずかな時間でも短縮して関東圏、関西圏を結ぶ意味があるのか。

 (二枚の写真に長い説明ですみません。便利さと豊かさを求めた結果です)

コメント (2)
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