しばらく野菜は出荷していなかった。いや、出荷する気持ちも小さかった。
でも、例年よりも少ないとはいえ、蒔いた変わり大根が育ち大きくなった。
例年喜ばれる、この赤大根別名「モミジ」など結構需要はある。
出荷の記録を調べると10月21日が最終日。それから色々あったからなー。
そして、この深紅の大根「紅くるり」も程よいサイズに。
柿は、たまたま採ってきた「富有柿」でこれは出荷する気はありません。
大根と小蕪です。
大根も気温が下がらず、まだ残した小さなものが日増しに大きくなっている。
紫色の水菜「紅法師」も無農薬でも虫の食害にも遭わず大きくなった。
根菜だけではせっかく長岡から仕入れに来て下さるのに、少し失礼ですから。
仕事、商売の現状をマスター鈴木将さんに訊ねてみました。
実は先日、8番目になる店舗を醸造の地域として知られる町並みに開いた。
新聞でも紹介されたが、「機那サフラン酒」の廃業跡の建物を使っての店。
蔵の壁を飾る文化財級の「͡鏝絵(こてえ)」でも知られる古い建物でもある。
この飲食業が苦戦している中で新規にオープンできるのは素晴らしいこと。
付き合い始めたころに彼に言った言葉「流れは停滞、降下することもある、そこをじっと我慢して耐えたら、きっとまた上昇機運も生まれる」がある。
彼もその言葉は覚えていてくれた。人生、商売に波はつきもの。
いえ、それは今のスベルベにも言えることかもしれない。耐えよう、じっと。