丸々と大きなイタリアナスのヴィオレッタ・デ・フィレンツェ。
早く大きくなるのか、色の違いが判る。
収穫かごに溢れるほどの数を収穫。
イタリア野菜「ヴィオレッタ・デ・フィレンツェ」
レストランなどと直接の付き合いが始まると、西洋野菜も作って紹介したい欲が出てくる。生来の物好き精神、チャレンジ精神で色々な野菜の栽培に挑戦してみました。この辺りの種屋さん、ホームセンターではなかなか手に入らないけれど、今の時代は便利なインターネットと言う手段もあります。ある輸入種専門の業者のホームページを知り、そこで専らイタリア野菜の種を仕入れています。
その会社は主としてイタリア野菜の種ですが、高価だかと言うとさにあらず。関税が下がったと言う事だけではなく、あちらの種苗会社はおおむね日本の種苗会社の種よりは数量が多くて価格も安い場合がほとんど。
しかも、嬉しい事に伝統種が多くてその気にさえなれば自家採種も出来るのです。名前に惚れた訳でも無いけれど紫色で大きなナスの「ヴィオレッタ・デ・フィレンツェ」などは毎年自家採種をしています。
日本の種子が高価なのはF1種が多いためかなんて思う。それではあちらヨーロッパの会社はF1種を生み出さないのかと思うのだけれど、どうもこれはあちらとこちらの気質の違いでは無いかなんて思う。良くも悪くも我が同胞は勤勉で器用、一生懸命に新品種の開発に励んでいるのではなかろうか。
対してあちらは万事おおらかなところが有り、形やサイズにはこだわら無いらしい。これは妻が以前にヨーロッパの学校給食事情視察旅行に行った際に見聞してきて驚いて話してくれたことに、自分も驚いた記憶がありますから。