今は道路も無雪になり、吹雪いても道が閉ざされることは無い。
昔は吹雪くと、雪の道は真っ白、ホワイトアウトになったものでした。
(写真は再掲)
そんな吹雪の夜など、伝説の「弥三郎婆」が出るのではと思わせた。
さて、そんな怖い鬼ではなくて、座敷童ならぬ「雪童」が登場です。
昔の我が家の前は、吹き溜まりと化し、家から出るのも大変。
雨上がりの蟻さんのように、玄関から雪を跳ね上げて表に出ました。
(写真再掲)
そんな昔の事など知らずに育つ「雪童」です。
とことこと、少し危うい足取りながら雪が消えた道を歩きます。
雪玉を作って手渡すと、手に取ってはポイと投げる。
何回しても飽かず、手が冷たくなっても続ける。三人目の元気な孫でした。