畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載273「坂田と酒田」(その3終わり)

2022-06-08 04:32:01 | 暮らし

   坂田と酒田(その3終わり)

 これはタクシー運転手と、豪傑の彼の話の行き違い。豪傑は行先を「坂田」と三条市の実家を告げた。聞いた運転手は聞き返したのだろうが、山形県の酒田市と勘違い。長距離の上客と思い、雪がちらつく夜道を一心に走ったのだろう。

 ようやく、雪道から脱出し再び、今来た道を帰ることとなった。運賃は払わざるを得ません。かなりの大枚が吹っ飛んだと聞いた。その後、彼にそのいきさつを直接聞いたが、彼の最後の言葉に笑わされた。「でもそー、俺、根性でそのタクシー代を稼ぎ出したて」なんて言う。その根性を発揮して稼いだ手段も彼らしい。パチンコでタクシー代を稼ぎ出したというのだ。それだけの儲けるとなると、今のパチンコは昔と違って動く金額も大きいらしいですね。

        (終わり)

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ワラビ病罹患中!

2022-06-08 04:18:11 | 山菜

 ダメです。もう止めようと思っても。仕事の後、休憩もせずに藪に入る。

あるのですよー。もったいない精神もあるけれど、このままにしたら食べられなくなってしまう。

 

 この日は三回目の収穫でしたよ。

朝でしょ、昼前でしょ、そして夕方も畑のチェックを兼ねてワラビを採る。

10把、7把、9把・・・。合計で26把も採っちゃったのかー。

 

 目分量ですが、かなり太い束にして輪ゴムで止める。

細い束だったら、輪ゴムは三重にしたりして締め方を調整。

 

 根元をそろえて、尻の部分と頭の部分を切り落とす。

頭の部分で残った頭頂部、拳を握ったような部分は切り落とし、残った先は手で摘み取る。

 

 プラスチック製で風情には欠けるけれども便利な漬物桶に。

大きめの漬物桶が入れたらまだ入るけれども、そろそろ満杯。限度に近づき二つ目を使います。

 なんで忙しいのに、こんなに採ろうとするのでしょう。スベルベママには皮肉を言われたり。

採種民族の末裔なのかなー。考え方によったら卑しい行動なのかもしれない。

 いわゆる良い血筋、高貴な方々は藪になんてもぐらないものですね。

もう、ここまで来たら依存症!立派な病気「ワラビ依存症」に罹患してしまったようですよ。

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