なんだか一人、黄昏気味の様子。
「どうしたの」「これって何の虫ですか」サツマイモよりも昆虫に興味が深そう。
最初は苗を配る係と、植える係に分けて作業。
でも、「私はまだ植えていない」「はい、それじゃ今度は交代してね」とスベルベ先生。
「植え終えたら、根元に土を載せて、ギュッと押さえます。」
「あれ、○○さん、何しているの?」「アリさんがいたよ」ってスベルベの少年時代と同じです。
小学校に入学する前から、母について畑に来ていたスベルベ少年。
手伝いをするよりも、この子のようにアリや昆虫たちを追いかけていましたからね。
でもねー、15人で150本だから、結構早く終わりました。
今年はスベルベ先生も考えています。ジャガイモとサツマイモを小学生用は畑を続けました。
「ジャガイモは、きっと夏休みに入る前に収穫できるからね」
「みんな、聞いて。もし、お父さんやお母さんと畑を見に来たかったらいつでも連絡ください」
気遣いのスベルベ先生です。きっとご両親も、体験したことが無い人も多いことでしょうからね。
(続く)