もう止めよう、もう止めようと思いつつ採るワラビ。
まだ柔らかなワラビが出続けて、ついこの場所に足を向けてしまう。
普通だと、周りの雑草が生え茂り見えなくなります。
でも、耕作放棄されたばかりの畑で、今のところ元気なのはワラビが一番。
周辺からスギナに侵入されつつあるが、スギナの中に出るワラビは柔らかい。
やがて、耕作放棄地全体がスギナに覆われるのでしょう。そして、雑木も生えるのかも知れない。
いったん、ワラビを折り採るために腰をかがめると伸ばす暇がないほど。
手持ちの布袋がすぐに一杯になり、持つ手に袋のひもが食い込み痛くなるのです。
左の大きな漬物桶が一杯になり、右のやや小さい桶にも入れ始めた。
これは少し前の写真で、いまや右の漬物桶もかなり一杯になってしまっている。
なんだか、あの場所のワラビを独り占めにするのは気が引ける部分もあるのだが。
10数年前にこの山に「ヒラタケ」と「ナメコ」が大発生したことがあった。
その際もいち早く気づき、三年ほどはほぼ独り占めの年が続いた。
山菜採りが好きだという事もあるが、自然が大好きで常に周辺の環境も見続けているという事でしょうか。