畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載274「田植え休み、稲刈り休み」(その2終わり)

2022-06-26 08:19:08 | 暮らし

     田植え休み、稲刈り休み(その2終わり)

 でも、その頃よく交わされた会話の内容で、今でも忘れられず思い出す会話がある。「いくら世の中が進歩しても、稲刈り機ならまだしも、田植えをする機械なんてできるはずが無い」なんてやり取りです。その頃は稲を刈り取って束ねる「バインダー」などという機械がようやくみられるようになった時代でもあった。

 田植え仕事での楽しみは、十時と三時の一服だったかな。時によっては牡丹餅や、黄な粉おにぎりが出たりした記憶が残っている。

 そして、恥ずかしいような記憶の極めつけは昼食。「まんまだけは、いっぱいあるから、たくさん食べて」なんてお代わりを促されます。それがまた自分自身が恥ずかしくなるほど食べられる。江戸川柳の「居候三杯目はそっと出し」を彷彿させる光景だったでしょうか。

 一日、腰をかがめて田植えをしていると、その実績はともかくとしても、顔だけは一丁前にむくみ、二重瞼が一重になるほどだったことも思い出す。

         (終わり)

  田舎ならではの行事、慣習だったのでしょう。夏休み、冬休みは授業の穴埋めで短かった。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

婿たちの父の日プレゼント

2022-06-26 04:20:12 | 食べ物

 父の日からは少し遅れたけれど、娘婿たちから父の日プレゼント。

婿たちは舅の泣き所を百も承知、二百も合点!これだったら目じりが下がること請け合い。

 

 クラフトビールのセットも気の利いたチョイス。

大メーカーに比べて個性的な味は、洒落ています。うーん、香り最高!

 

 「飲み方に注意してください」と注釈、注意付き。

裏を見ると度数36度とありました。これならロックでも大丈夫。アブサン、ジンだってストレートで飲りましたから。

 

 食べ物は、先日出かけ先の寺泊で求めたきた「生鱒」のムニエル。

添えたのはズッキーニの塩焼き。写真では想像できないジューシーさで最高です。

 

 実はね、自分から自分へと父の日プレゼントは用意していました。

通販で見つけた、最高品質のロースハムです。厚切りのハムステーキです。

 高齢になってもベジタリアンのようなわけには行かないものです。

たまには、こんな脂たっぷりのハムステーキも美味しい。ま、精一杯に体を使っていることも味をアップさせているのかな。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする