春の訪れを知らせるかのように、ここ何日か快晴の日々です。
こんな快晴の日は、放射冷却現象で冷え込み、雪の表面が硬く凍る「凍み渡り」が楽しめます。
スベルベママは関東生まれの関東育ち、言わば「田舎の無い」女性と知り合った。
そんな雪を全く知らない友達に、雪国の快適な遊びを経験させたいと、誘ったのです。
その女性は、事情があって義母をお世話するためにこちらに来たらしい。
二人で楽しそうに話を交わしながら歩きます。ただし、汗はたっぷりとかいたらしいですが。
遠く尾根が連なる山は巻機山です。
我が家の畑のある上の原地域も、沢を挟んだ向こうの平ら牛ヶ首にも人影は無い。
雪の表面は雪の粒子が凍り、ダイヤモンドをまき散らしたかのよう。「ダイヤモンドダスト」です。
前日はこちらの河岸段丘でできた畑と、越後三山の間の堀之内遊歩道を夕方に歩いて来ました。
その際も下山中の登山者夫婦一組に出会っただけでそこからはスベルベ一人の登山でした。
雪国の暮らしは辛いだけではありませんよ。こんな楽しい朝もあるのに、誰も見かけません。でも、三人だけでも楽しかった朝の散歩です。