生湯葉にわさびを付けて頂きます。
豆腐類はここ10年以上、軽トラによる訪問販売を利用していて、これもそこから入手。
湯豆腐です。洒落た湯豆腐専用の鍋などなく、小鍋で温めて一つずつ。
出汁を取った昆布ももったいないから食べるし、冷凍の食用菊も載せてある。
小皿に夫婦それぞれに盛り付けてあった野菜を主としたおつまみ。
ウインナーソーセージと豚肉が茹でられて添えられていました。
先日、寺泊に出かけた際には大きな真鱈を一匹買ってありまし。
その鱈は切り身にして味噌漬けにもしていましたが、それを焼き魚で食べます。
さて、テーブルの上に役者は揃いました。次は主役の登場です。
寺泊の曲げ物作りの職人、足立さんから頂いた燗酒用の日本酒が残っていました。
湯呑ほどの大きさの利き酒用のぐい吞みと、ニコチャンマークの利き酒用ぐい吞みが並ぶ。
驚くなかれ、小さな方はスベルベ用で、大きな方はスベルベママ用です。
でも驚かないでください。大きなスベルベママ用は七分だけ注ぎ、これ一杯のみ。
小さいほうは亭主のスベルベ用で、こちらは何杯もお代わりするのですから。
燗酒と言うと、「神崎与五郎」なんて、ダジャレ、オヤジギャグが頭に浮かぶ。
神崎与五郎なんて、知っている人は年配者だけで将しょう。赤穂浪士の一人ですよね。
神崎ならぬ、燗酒を夫婦そろっていただき、今宵も二人でほろ酔い気分です。