友人が、余っているからと、一冊を本を持ってきた。
有難く頂いたが、「聞いたことの無い筆者で、大したことは無かろう」と思っていた。
しかし、読み始めたら一気に惹きつけられ、帯に紹介してある通りの事態に。
本当に、泣いたり笑ったりで、一気に読み、そしてスベルベママに渡すとスベルベと同じ反応。
子供時代の親との関係から、現在の広い人脈、お付き合いの中からの話。
圧倒的な人生が詰まっています。やはり、文章・本って原体験の重さ、濃さが反映します。
中越地震の震央に近い、我が家からもそんなに遠くは無いところでお生まれになっている。
その後、長岡に移り住み大きな仏具店の役員をして活躍。この文章は長岡新聞と言う地方紙に寄稿した物らしい。
編集者がおられるのですね。
そして、題字、挿絵イラストも名前を知られた方で色々な方が協力されているのも彼女の力か。
含蓄、示唆に富む文章の一編、一編に書かれている挿絵も魅力的です。
スベルベもご存知のように、昨年、一昨年と自費出版を重ね、現在も三冊目を脱稿し作成中。
しかし、この本を見て少し恥ずかしくなりましたね。やはり、送って来た人生の重さが違うようです。
しかし、これは仕方ない事、スベルベママには「とーちゃん、良かったね凡人で」なんて慰められちゃいました。