農家組合員への配達物を配っていて、山を撮ろうと思ったら列車が通過。
只見線への回送列車ですね。昔は小出駅構内で燃料給油が出来たが、今は長岡まで行かないとできない。
そのために、毎日給油をするために長岡まで往復しています。空車ですがね。
冬期間は落雪の恐れがあるなんて理由で、大白川~只見間が運休していましたが、今日から再開です。
回送列車が写せたのは偶然の事。実は山の写真を撮りたかった。
分かり難いが、雪崩止柵の左側の少し上、山肌が現れ消え残る雪のちょっぴり残っている場所が旧炭鉱の跡。
炭鉱とは言っても、亜炭と言う石炭になる前の物質が掘られた跡だという。
明治だか大正時代だと思うが、物好きが何か所かで亜炭の採掘を試みたらしいのです。
平地にはまだ数10センチの雪が残っているが、急斜面はご覧の通り。
斜度がきつくて、雪が溜まらず少し積もっては雪崩落ちるほぼ裸状態の斜面なのです。
写真真ん中の大きな沢は、独活の畑と呼んでも良いような場所でした。
それが、毎年雪崩と共に土が崩落し、岩肌がむき出し状態になってしまいました。
それでも、ゼンマイや独活は出るのですが、滑りやすくて近づけなくなっちゃいました。
何年、いえ何10年も通い続けた斜面は、知り尽くしているスベルベです。
でも、足腰が衰え一度大転落してからは中々足が向かない。
どの沢に、どんなゼンマイや独活が出るのか知り尽くしているのに、伝える相手は居ません。