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梅雨明け以降、連日潅水用の水をエンジンポンプで汲む。
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400ℓ入りのローリータンクで山の上まで運びます。
30年ぶりの大干ばつ
結果的には、気象台の長期予報が当たったのかもしれない。良い予報はあてにできない天気予報だが、悪い予報は良く当たるものです。
ラニーニャ現象の発生で暑い夏になる予報で悪い予感もしてはいたのですが、これほど予報通りになるなんて思わず、予報が外れることを半ば期待していたのでした。
今年の新潟の梅雨明けは平年よりも二日早いと発表された。その際は悪夢のような高温と雨不足が来るとは、予報されていたとはいえ、考えもしなかったのだが。
何回か雷雨は来ましたが、期待できるほどの雨量ではなくて、土の表面が精々3cmほど濡れる程度。土が程よく湿り気を帯びるためには、少し長時間にわたる雨が降らないとだめなのです。
思い出すのは平成6年の大干ばつです。表題には30年ぶりと書きましたが、正確には29年前になります。当時の私はJRから、民間会社に出向中で、仕事は現場第一線の工事責任者でした。今は規則の改正で禁じられていますが、あの猛暑の中で連日のレール交換。散水し、レールの音頭を下げながらの仕事でしたが、最後は水が近くに無くなり、絶望。しかし、最後のそのレール交換の日に雨になり、涙が出るほどの嬉しさだったことを思い出す。
あの年も樹齢30年以上と思われる庭の木が立ち枯れしたりしていたから、大干ばつは30年周期ほどで来るのかもしれない。
(続く)