義母が百二歳の天寿を全うされて旅立ちました。
八十歳を何歳も過ぎても、好奇心と向上心に富む行動力をお持ちでした。
やはり、長寿を得るという事は遺伝的要素もあるでしょう。
でも、五人兄弟の長女として生まれ、苦労しながらも向上心を忘れなかったのは尊敬に値します。
登山にお誘いすると、「そうだの、着いて行ってみようか」と。
満65歳で越後駒ケ岳にも登りました。その行動力決断力にも学ばされました。
満76歳、喜寿のお祝いには、浅草岳登山を敢行。
登山者には驚かれましたね。今のスベルべが考えると同じ事が出来るか疑問です。
なんと、真冬の北海道札幌にも、娘夫婦を頼って長期滞在。
寒さの中でも、好奇心と行動力を発揮して朝から散歩をし、心配させたようですが。
好奇心旺盛な一面は、こんな博物館めぐりでも発揮。
感嘆の声、言葉を発しながら飽きもせず眺めて、「今度は弁当を持ってきてゆっくり見たい」なんて。
先立たれてしまいましたが10歳年下の妹とも仲が良く、一緒に出掛けたものです。
車いすを押すのが、その10歳下の妹。左は連れ合いのオジーさんで名コンビのお二人でした。
スベルべ夫婦の結婚間もないころ、長女がまだヨチヨチ歩きの時に連れ合いを事故で失われた。
それからの半生を、30年にもわたる一人暮らしにも耐え、頑張って生きてこられた。
写真の三人組をお誘いして、泊りがけの旅行をしたり楽しいことも沢山共有できました。
スベルべママママなんてブログ上では表現し、紹介してきましたが、もうその機会は無いでしょう。