
これは枯れて来た、栽培フキノトウの株です。

同じく栽培山菜のウルイですが、こちらも枯れている。
30年ぶりの大干ばつ(その2終わり)
今年の日照り続き、干ばつは平成6年とはまた少し違った感もありました。日照り、太陽の光が痛いほどの感じで、最近はオゾン層の事は言わなくなったけれども、思わずその言葉も思い出すほど。
農業に従事されている方の苦労は計り知れない。パイプラインが設備されている水田はともかく、天水頼りの山中に近い水田では、地割れが出来るほどで、枯れる被害も出ている様子。畑でも、冬の山菜として最近人気の「ウルイ」や「フキノトウ」の親株も赤く枯れ始めていた。
我が家の畑も事情は同じ。先ず、葉が大きくて水分の蒸散率の大きな、カボチャから枯れ始め、次いで里芋なども山の畑では壊滅状態。ナスやピーマン類も40日近く潅水を続けましたが、背丈は伸びず花の咲き方も少なかった。ようやく生き延びているという様子でした。でも、水分の少ない、果菜類の味が濃くなる好結果もあったことは皮肉なことです。
秋野菜の準備を始めなければならない8月末になっても雨は降らず、最後は諦めて砂漠のような状態の畑で無理に畝だけは作りました。
9月になり、さすがに朝夕の気温は秋を感じさせていますが、日中の暑さはまだ続き、少しの恵みの雨があったとはいえ、また週間天気予報からは傘のマークが消えている。焦りとため息の日々が続きます。
(終わり)