畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載313「通販生活」(その1)

2024-04-14 08:05:15 | 暮らし
 子供たちが幼い頃です。

 昔は暮れの30日に餅搗きをするのが我が家の定例。大勢集まりました。

     通販生活(その1)

 通販生活と言う長年親しんでいる通販誌がある。カタログハウスと言う会社が発行していてその歴史は古い。と、思って調べたら昭和57年(1982年)に創刊されたとあった。長い付き合いになったと嘆息。今年令和4年でなんと40年の歴史になる。それだけ自分も年老いたということかと少しだけ気落ちする。

 この通販誌の宣伝は新聞に掲載された。好奇心の塊のような私は目ざとく見つけて購読の申し込みをした。あの頃は申し込みだけだったと思うのだけれど、値段は忘れたが一冊当たりの単価は驚くほど安かったように記憶している。
 書店販売が始まったのは平成6年(1994年)だから、12年も新聞広告のみの販売だったのかと今更ながら驚く。実は我が家と言うか私は創刊号以来の愛読書でもあり、結構色々な品物を買いました。

 題名から見ると、軽薄な感じがするかもしれない。ところが、大真面目な編集方針は「暮らしの手帖」にも引けを取らない。結構、政治的内容(反原発、憲法9条の固持、反基地など)も多く含まれていて、一時は「左翼雑誌」とまで言われ攻撃されたこともあると聞く。その記事は反戦や戦争、紛争被害者の弱者救済にまで手を広げるのだから、編集方針には一本骨が通っている。
           (続く)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幸せのシンボル「白いカタクリ」

2024-04-14 04:09:18 | 自然
 昨日の午後、約束していた知人が来宅。白いカタクリの花に案内するという。
今は、雪国越後の魚沼地方はカタクリが花盛り。群生地があちらこちらとみられるチャンス。

 広い面積の斜面で咲き誇るカタクリの群生の中に目立つ白いカタクリ。
数万株、数10万株に一株の割合で発生するのだという。突然変異なのでしょうか。

 紫色の普通のカタクリと比較すると、葉にフが無いのも特徴です。
案内した彼には、見つけた経緯は聞かないでしまった。彼も人伝に聞いたのかもしれない。

 この一枚だと、紫のカタクリと白いカタクリの葉の違いがよくわかります。
動物にも、白い個体が誕生することがあります。それはアルビノとも呼ばれています。

 案内してくれた知人は、この場所にある白いカタクリの株数まで知っている。
残念なのは一カ所大きな穴があったこと。盗掘でしょうね。不届き者がいるのです。

 案内してくれた彼は、白いカタクリを増やそうと努力をしている。
花が終わり、実を結んだ頃に、その実を採取して別の斜面に種として蒔いている。
 目立たない、しかし言われてみると分かる、目印の棒が建てられていた。
その棒の根元に、3年前に種を蒔いたというカタクリの小さな葉が見られました。
 カタクリは実生(種からの繁殖)だと開花するまでに数年か、それ以上を要するとも。
彼の努力が実ることを祈るばかりです。そして、この記事を見て下さった皆さんにも幸せが来ますよう。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする